心はもう通わないのか…キャンドル氏だんまり イベントで「あの素晴しい愛をもう一度」合唱

[ 2023年7月12日 04:00 ]

福島県相馬市の蒼龍寺で行われた東日本大震災の月命日をキャンドルをともす催しを前に姿を見せたキャンドル・ジュン氏
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 不倫騒動で無期限謹慎中の女優広末涼子(42)の夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)が11日、福島県相馬市の蒼龍寺で東日本大震災の月命日に恒例としている復興支援イベントを行った。

 今月1日に広末の不倫相手でシェフの鳥羽周作氏(45)が「マジでああいうやつは抹殺された方がいい」などと暴言を発したことが一部で報じられてから初の公の場。イベント前に本紙記者が「鳥羽さんに一言お願いします」と3度にわたって問いかけたが、キャンドル氏は硬い表情で無言を貫いた。

 イベントは非公開。会場の本堂に約70センチのキャンドルが置かれ、会場の外に大きな笑い声が漏れるほどの盛り上がりとなった。中でも不朽の名曲「あの素晴しい愛をもう一度」を出演者が歌った際は、参加者もサビを大合唱。割れんばかりの拍手が夕暮れの空に響き渡った。

 キャンドル氏は先月18日の会見で広末から離婚を切り出され、別居中であることを告白した一方で「幸せな家族の頃に戻りたい」と思いを明かしていた。誰が選曲したかは不明だが、♪心と心が今はもう通わない…という歌詞がまるで胸の内を表しているようだった。

 キャンドル氏が不倫騒動に初めて言及したのは先月11日、同県二本松市で行った月命日の鎮魂イベントだった。この時の「けじめをつけます。お楽しみに」の発言が大きな波紋を呼んだ。同26日には自身に暴行や不倫疑惑が浮上。鳥羽氏の暴言も相まって騒ぎは収まるどころか底なしの泥沼に陥っている。

 イベント後、参加者は「キャンドルさんが不倫騒動に言及することはありませんでした」と説明した。くしくも「移り気」「辛抱強い愛情」の花言葉を持つアジサイが一面に咲く境内を通り、キャンドル氏は帰路に就いた。

 ≪震災の命日11日に毎月福島各地訪問≫キャンドル氏は震災以降、月命日の11日に毎月、福島県内の各地を訪れている。犠牲者の冥福を祈るキャンドルをともし、復興を願うメッセージを発信。県民と交流を重ね、脱原発の思いも積極的に伝えている。

 ▼あの素晴しい愛をもう一度 加藤和彦さんと北山修(77)連名で1971年4月に発売されたフォークソング。北山が作詞、加藤さんが作曲を担当。オリコンチャートは最高10位。井上陽水(74)や桑田佳祐(67)ら数々の歌手にカバーされたほか、合唱コンクールやカラオケの定番曲として歌い継がれている。

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