タイガース・前田健太 6回1失点のQSで移籍後、初勝利!今季6度目の先発でついに

[ 2024年5月2日 04:27 ]

インターリーグ   タイガース4―1カージナルス ( 2024年5月1日    デトロイト )

タイガース・前田健太
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 タイガースの前田健太投手(36)が1日(日本時間2日)、本拠地デトロイトで行われたカージナルス戦に先発登板。6回4安打1失点のクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)でタ軍移籍後初となる今季初勝利を挙げた。

 前日の雨天中止によりスライド登板となった前田は、17年まで3年間、巨人でプレーしたマイルズ・マイコラス投手(35)との投げ合いで、堂々の投球を披露した。初回、2回を完全に抑えると、3回2死から初安打を許したが、続く1番・ドノバンを二ゴロに抑えた。3回先頭のコントレラスに中越えソロされたが、後続を断って最小の1失点。5回1死一塁は一直併殺で無失点に抑えた。6回1死一塁では4回に一発を許していたコントレラスに8球粘られるも、最後の9球目は91・6マイル(約147キロ)の直球で空振り三振。スタートを切っていた一塁走者も二塁でアウトになり、併殺でピンチを切り抜けた。終わってみれば6回4安打1失点、無四球、5三振と、文句なしの投球だった。

 前回登板の4月23日(同24日)ノレイズ戦では先発して5回3安打無失点、5奪三振と好投も援護に恵まれず勝敗はつかなかった。だがこの日は2回1死一塁からキースの右中間適時二塁打で先制。3回にはビアリングの左越え2ランで加点するなど、ベテラン右腕を打線が援護射撃した。チーム全体で投打がかみ合っての勝利だった。

 前田が勝ち星を手にするのはツインズに所属していた昨年9月19日のレッズ戦(シンシナティ)で5回を1安打無失点に抑えて以来。今季6度目の登板でようやく白星を手にし、今季通算は6試合で1勝1敗、防御率5・02となった。

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