ロッテ逆転勝ち プロ初猛打賞の小川が“陰の立て役者”「塁に出てかき回すのが役割」

[ 2024年5月1日 23:11 ]

パ・リーグ   ロッテ6―3オリックス ( 2024年5月1日    ほっともっとフィールド神戸 )

<オ・ロ>6回、左適時打を放った小川(撮影・岸 良祐)
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 ロッテが1―3の9回に大量5点を奪って逆転勝ち。9番・二塁でスタメン出場した小川が陰の立て役者となった。6回1死一、三塁から左前適時打を放つなど3安打をマークし、プロ4年目で初の猛打賞。9回には先頭で二ゴロ失で出塁し、逆転の足掛かりとなり、この回2度目の打席も二ゴロ失で5点を呼び込んだ。

 「記録的に3本ヒットできたのは凄くうれしい。ラッキーな部分が非常に多かったけど、塁に出てかき回すのが自分の役割だと思うので それができたのは良かった」

 春季キャンプから重心を後ろに残し、ボールを呼び込む打撃に取り組んできた。その成果が少しずつ表れ、2ストライクと追い込まれてからもファールで粘れるようになった。6回の左前適時打こそ3球目を打ったが、2回の第1打席は9球目を右前打、5回の第2打席は10球目を一塁内野安打した。

 「僕はただ出塁してただけ。点取ってくれた人だったり、ヤス(安田)みたいにしっかり最後決めてくれた選手がヒーローはだと思う」と謙そんしたが、吉井監督は「本当に頑張ってくれた。キャンプから一生懸命練習していたのを知っていたので、結果が出てくれて良かった」と目を細めた。

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