巨人育成出身の20歳・京本真が満点デビュー!いきなり村上と対戦も1球料理 サンタナ150キロで三振に

[ 2024年5月1日 19:50 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2024年5月1日    東京D )

巨人・京本
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 巨人の3年目右腕・京本真投手(20)が1日のヤクルト戦(東京D)で中継ぎとして登板。満点プロデビューを飾った。

 前日の4月30日にプロ3年目で初めて出場選手登録されたが、同日のヤクルト戦では出番なし。だが、1軍合流2日目で出番はやってきた。

 先発右腕・赤星が初回オスナに6号3ラン、3回には村上に6号ソロを被弾して5回7安打4失点で降板。0―4と4点ビハインドで6回を迎えた。

 ヤクルトの先頭打者は左打者の村上。それだけに左腕投手の登板も考えられたが、阿部慎之助監督(45)は2番手として赤星と同じ右腕を選択。京本はいきなり2022年セ・リーグ3冠王との対戦となった。

 だが、この村上を初球で左飛に打ち取ると、続くサンタナは1メートル89の長身から投げ下ろす150キロの力強い外角直球で見逃し三振。現在リーグ首位打者からプロ初奪三振をマークした。

 すると、続くトリプルスリー3度達成者の山田も遊ゴロに。抜けてもおかしくない鋭い打球だったが、門脇が好守で安打にせず。3者凡退の満点デビューを飾った20歳は先輩たちの好守にグラブを叩き、さらに拍手。先に戻ったベンチ前でも門脇や坂本らを待ち受け、何度もおじきをする初々しい笑顔を見せていた。

 京本は明豊から2021年育成ドラフト7位で巨人入り。今年3月6日に支配下契約を勝ち取り、背番号が「014」から「99」に。イースタン・リーグでは全てリリーフでここまで11試合に登板して1勝0敗1セーブ、11回10安打1失点(自責0)で防御率0.00という数字を残していた。

 ▼阿部監督 ちょっと半分度胸試しもあったんだけどね、ナイスピッチングだった。

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