オリ・宮城 自己最多タイ13K&自己最速155㌔も援護なし 朗希と投手戦「彼に引っ張ってもらった」

[ 2024年5月1日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス0ー1ロッテ ( 2024年4月30日    ほっと神戸 )

<オ・ロ>5回、荻野に先制打を許した宮城(撮影・岸 良祐)
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 オリックス・宮城は自己最多タイの13三振を奪うなど8回5安打1失点の快投も、援護に恵まれず今季3敗目。同学年のロッテ・佐々木との投げ合いは通算で1勝3敗となり、「彼に引っ張ってもらいながら、いい感じで投げたことはお互い良かった」と息詰まる投手戦を振り返った。

 初回1死で藤岡を、自己最速を1キロ更新の155キロ直球で見逃し三振。「盛られているかなと(笑い)」と謙そんしたが、8回にも再び155キロで藤岡を空振り三振に仕留め、この日3度目の3者連続三振。圧巻の投球内容も、荻野に浴びた適時二塁打の1点に泣いた。

 打線はあと1本が出ず、2戦連続、今季6度目の零敗で借金1。上半身コンディション不良で2戦連続欠場となった福田について中嶋監督は「長いことかかるかもしれない」と表情を曇らせ、「3枚なくなるのは結構厳しい」と西野、中川も離脱中の現状を嘆いた。その上で「今いる中で最適なことをやっていかなきゃいけない」と努めて前を向いた。(阪井 日向)

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