西武・若林楽人のうれしい勘違い「入ったかどうか知らなかった!」劇的サヨナラ2ランの祝福待ち

[ 2024年5月1日 20:58 ]

パ・リーグ   西武3―1日本ハム ( 2024年5月1日    ベルーナD )

<西・日>9回、サヨナラ2ランを放ち手荒い祝福を受ける若林 (撮影・白鳥 佳樹)
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 西武・若林楽人が満面の笑みを浮かべた。

 お立ち台では「入ったかどうか知らなかったんですけど良かったです。無心で思い切っていきました。詰まってレフトオーバーと思った」と劇的な瞬間を振り返った。

 9回2死二塁。斎藤友のスライダーを捉えた。

 若林自身はサヨナラ安打と思ってナインの祝福を待ったが、阿部三塁コーチャーに「三塁ちゃんと踏んで回れ」と言われて不思議だったという。

 先制の本塁打も若林だった。2回に1号ソロ。

 2本塁打について「たまたまだと思う」と照れ笑いを浮かべた。

 勝利の瞬間、悔しさをため込んでいたナインから激しい祝福を受けた。松井監督も白い歯を見せて称えてくれた。

 4連敗でストップ。前カードのソフトバンクに3戦連続サヨナラ負けを喫していたが、「サヨナラ」をやり返した。

 若林は「自分が一番いいプレーヤーと思って立たないと戦えない」と前を向いた。

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