大谷翔平 ハチで遅延も第1打席は中前打 2試合連続安打 5回満塁機は暴投で同点呼ぶも空振り三振

[ 2024年5月1日 12:37 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ダイヤモンドバックス ( 2024年4月30日    フェニックス )

<Dバックス・ドジャース>初回、中前打を放つドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が4月30日(日本時間5月1日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で中前打を放ち、2試合連続安打とした。

 この試合はハチの大群がバックネット裏に集まったため、試合開始が遅れる珍事が発生。駆除業者がハチの大群を取り除き、1時間55分遅れで試合が開始となっていた。

 第1打席は初回1死走者なしの場面。ジョーダン・モンゴメリーに代わり、急きょ先発した左腕ブランドン・ヒューズに対し、フルカウントと追い込まれたが、最後はスライダーにタイミングを外されながらも中前へ運んだ。

 試合遅延で先発投手モンゴメリーを代えたダイヤモンドバックスはブルペンデーを選択。4回の第2打席は2番手右腕ブライス・ジャービスとの対戦で1ボールから3球連続ストライクを見逃して三振に倒れた。

 0―1の5回は1死満塁の絶好機で迎えた。ダイヤモンドバックスは大谷の打席で左腕ジョセフ・マンティプライを投入。この打席の2球目が暴投となって同点としたが、大谷はフルカウントから最後はシンカーにバットが空を切った。続くフレディ・フリーマンも中飛に倒れ、勝ち越し点は奪えなかった。

 4月29日のダイヤモンドバックス戦では8回の適時打を含む2安打を放って8―4の勝利に貢献。5試合ぶりのマルチ安打で2019年6月に記録した自己最多の月間11度に並んだ。

 ドジャースはワシントンDC、トロント、フェニックスと敵地9連戦でここまで6勝1敗と大きく勝ち越し。大谷はこの間、打率.258も2本塁打を含む5試合で打点をマークして6打点と勝利に貢献している。

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