大谷翔平 リーグ単独トップ&両リーグ最多タイ13号 大谷の日&父の62歳誕生日に3戦ぶり一発で祝砲

[ 2024年5月18日 11:48 ]

ナ・リーグ   ドジャース―レッズ ( 2024年5月17日    ロサンゼルス )

3回に2ランを放ち、T・ヘルナンデスに祝福されるドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)は17日(日本時間18日)、本拠ドジャースタジアムでのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席に3戦ぶりの一発とする今季13号を放ち、リーグ単独トップ&両リーグ最多タイとなった。

 過去の対戦で投手別では最多の4本塁打、11打点をマークし、対戦打率.417と好相性の右腕モンタスに対し、3回1死一塁の第2打席で捉えた。甘く入った初球の速球を捉えると、打球速度104.5マイル(約168.1キロ)、28度の角度で飛び出した打球は左翼前列の368フィート(約112.1メートル)地点に飛び込む2ランとなった。ダイヤモンドを一周する際も、ベンチに帰ってからも満面の笑みを浮かべていた。

 第3打席は3―1の4回2死一、二塁の好機で迎えたが、ここは相手バッテリーのスプリット攻めに空振り三振。前の打席で速球を被弾したため、この打席で6球中5球がスプリットで攻め、最後はフルカウントからバットが空を切り、追加点は奪えなかった。

 3―3の7回1死一塁の第4打席は3番手右腕クルーズと初対戦。この打席はスプリットを打ち損じて一ゴロに倒れたが、3―6―3の併殺を狙った遊撃デラクルスの送球が一塁側カメラマン席へ飛び込み、大谷は二塁へ進んだ。3番フリーマンが申告敬遠で歩かされて2死一、二塁から4番スミスが中前へ勝ち越しの適時打を放ち、大谷が勝ち越しのホームを踏んだ。この回は相手の暴投も絡んでもう1点を追加し、2点を勝ち越した。

 米ロサンゼルス市は17日、ドジャースの大谷翔平投手(29)の背番号にちなんで5月17日を「ショウヘイ・オオタニ・デー」(大谷翔平の日)とすることを正式に決め、その認定証を大谷に授与。式典で大谷は「ロサンゼルス市議会の皆様、本当にありがとうございました。この日を私の日としていただき、ありがとうございます。ドジャース球団とすべてのファンにも感謝します」とあいさつした。また、17日は父・徹さんの62歳の誕生日。それぞれの記念日に自ら祝砲を打ち上げた。

 16日のレッズ戦は“オオタニ・ボブルヘッド・ナイト”と題して、先着4万人に大谷の首振り人形を配布。平日の木曜日のナイターゲームながら観客数は今季メジャー最多の5万3527人。ドジャースでは今季5度目の完売となり、大谷の人気ぶりが改めて証明された形となった。

 大谷は16日のレッズ戦で四球を選び、今季11度目の盗塁に成功。しかし、その後2打数は快音なし。0―7の9回には代打を送られ、連続試合安打が3で止まった。チームも4月20日のメッツ戦で6失点して以降、連続4失点以下の球団記録は22で止まり、3連敗を喫した4月20日のメッツ戦以来の2連敗を喫していた。

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