モーニング娘。’23譜久村聖卒業セレモニーで「1番の幸せ者!」 リーダー歴代最長の9年間けん引

[ 2023年11月29日 22:10 ]

卒業セレモニーを行ったモーニング娘。’23の譜久村聖
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 モーニング娘。’23の9代目リーダー、譜久村聖(27)の卒業セレモニーが29日、横浜アリーナで行われた。集まった約1万2000人の前で、卒業記念ソング「Neverending Shine」など全32曲を歌唱。誰よりも“ハロプロ愛”に満ちあふれたリーダーが、晴れやかな表情でラストライブを飾った。

 ペンライトにともったメンバーカラーのホットピンクの光が会場を包む中、ゴージャスな白いドレス姿の譜久村が現れた。桜色に染まった裾が、ふわりと揺れる。「ずっとモーニング娘。として駆け抜けてきたから、明日からの自分が何してるのか、まだ考えられません。でもやっと、私が夢としてきた、後輩たちに夢を託すことが叶います」。目を潤ませながら、会場を見渡す。「こんなに綺麗な恋ぴんくが見られて、本当に幸せ。私にとってみんなは、ずっと特別な存在です」と笑顔を見せた。

 3歳からハロー!プロジェクトのファンで、2008年にハロプロエッグ(現在のハロプロ研修生)に加入。11年1月には9期メンバー発表の際、プロデューサーのつんく♂が「譜久村、降りておいで」と呼び、サプライズ加入したことは、ファンの間で伝説となっている。2014年11月に9代目リーダーに史上最年少の18歳で就任し、歴代最長の9年と4日間、グループをけん引。ハロプロ在籍も15年以上、グループは同期の生田衣梨奈(26)とともに12年10カ月と最長を記録していた。

 ウェットな色気のある佇まいに、力強い歌声とパフォーマンスで魅了してきた譜久村。メンバーからの支持も厚く、羽賀朱音(21)は「譜久村さんがいないなんて、明日からどう生きていけば良いのかわからない」と涙。譜久村卒業後からサブリーダーを務める石田亜佑美(26)は「大変な時代を引っ張ってくれて、本当に感謝。これからは、この背中で引っ張っていきます!」と意気込み。10代目リーダーになる生田は「これからも、ありがとうの気持ちを繋げて行けるように頑張ります。もっと大きなステージでやりたいです!」と語り、ファンから熱い声援が送られた。

 最後は譜久村自身が「モーニング娘。の曲の中で特に好きで、最後にふさわしい曲」として選んだ「I WISH」をソロで披露し、全員で「みかん」を歌い、大盛り上がり。マイクを抱きしめて一礼しステージを後にしたかと思われた矢先、異例の“トリプルアンコール”で再び会場に登場。客席を一周してファンと触れあい、「私は1番の幸せ者です!また会う時まで頑張ります。ありがとうございました!」と大声で感謝。温かい拍手が送られ、ライブを結んだ。

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