昨年結成25周年のACIDMAN 映画「ゴールデンカムイ」主題歌決定!「強く生き抜く力になる楽曲」

[ 2023年11月29日 04:00 ]

映画「ゴールデンカムイ」に主題歌「輝けるもの」を提供した「ACIDMAN」
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 山崎賢人(29)主演で人気漫画を実写化する映画「ゴールデンカムイ」(監督久保茂昭、来年1月19日公開)の主題歌に、ロックバンド「ACIDMAN(アシッドマン)」が抜てきされた。昨年、結成25周年を迎えた実力派の3人組。書き下ろしの新曲「輝けるもの」で、超大作のヒットを後押しする。

 明治時代の北海道を舞台に、アイヌ民族の莫大(ばくだい)な埋蔵金を巡り壮絶なバトルを繰り広げるアクション作。山崎が元陸軍兵・杉元佐一、山田杏奈(22)がアイヌ民族の少女・アシリパを演じる。コミック累計発行部数2500万部で熱烈なファンも多く、今回の劇場版も注目度が高い。

 その主題歌がACIDMANの「輝けるもの」。ボーカル&ギターの大木伸夫(46)が詞、曲を書き下ろしたロックナンバー。♪果てなき空に 求めたものは 輝ける生命の光――と、エモーショナルに歌い上げる。詞には、命を懸けて戦う登場人物に寄り添う言葉が並んでいる。

 ACIDMANは1997年に結成し、02年にデビュー。今作の松橋真三プロデューサーは元々ACIDMANが好きで「“Stay in my hand”という曲がゴールデンカムイにピッタリだと思っていた」という。

 同世代で同じ97年結成の「10―FEET」が、昨年のアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」のエンディング主題歌「第ゼロ感」のヒットにより、若者にも広く知れ渡った。松橋氏は、同様に今回の主題歌でACIDMANが若い世代に浸透すると期待している。

 大木は元々原作のファン。オファーを聞いたのは、あるライブの出番20分前だった。大興奮ですぐに曲のイメージが湧き、トイレで一気にボイスメモにアイデアを吹き込んだ。「正しさに揺れながら、迷いながらも強く生き抜く力になる楽曲として、この映画を支えられたらうれしい」と話している。


 ▽ACIDMAN(アシッドマン) ボーカル&ギターの大木伸夫(46)、ベースの佐藤雅俊(46)、ドラムの浦山一悟(45)の3人組。埼玉・西武学園文理高の軽音楽部の同級生。97年に4人組で結成し、99年から現体制。02年にアルバム「創」でメジャーデビューし、ライブシーンの第一線で長く活躍。宇宙や生命をテーマにした曲が多く、ロックシーンで独特の存在感を放っている。

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