TBS幹部 旧ジャニ所属タレントの起用方針に変わりなし「これまで通り」

[ 2023年11月29日 16:10 ]

 TBSが29日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行い、旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、同社所属タレントの起用について見解を示した。

 龍宝正峰取締役はキャスティングについては「これまで通り」と方針に変わりはないと説明した。

 同事務所は22日、性被害の事実確認などを終えた35人に補償金額などを連絡したと発表した。

 同事務所は10月2日に2度目の会見。社名変更、被害者救済や補償に特化し、補償が終わり次第廃業するとしたほか、タレントのマネジメントは新たにエージェント会社を立ち上げ、そこにタレントを移籍させることなどを発表した。

 これを受け、TBSは10月2日に公式サイトで「ジャニーズ事務所が被害者の救済・補償や人権侵害の防止に具体的に取り組み始めたものを示すもので、改革の緒についたものと受け止めています」と評価。今後については「定期的な対話を通じて、被害者の救済や二度と人権侵害を起こさないような組織体制の構築を具体的に進めるよう促して参ります」と、関係性の構築を約束。今後のタレント起用など具体的な方針には触れていなかった。

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