東国原英夫氏 岸田内閣支持率の急降下に驚きも…「ボディーブローのように効いてきた」首相の言動指摘

[ 2023年11月20日 16:18 ]

東国原英夫氏
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 元宮崎県知事、元衆院議員の東国原英夫氏(66)が20日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、各メディアの世論調査で岸田文雄内閣の支持率が軒並み最低を記録している原因を分析した。

 読売新聞の全国世論調査で、岸田内閣の支持率は21年10月の発足以来最低の24%となり、前回の調査から10ポイントと大きく下落した。不支持率は62%だった。毎日新聞も前回調査から4ポイント下げて21%。旧民主党の菅直人政権末期(2011年8月)以来の低水準と伝えた。

 東国原氏は「今回びっくりしたのが、読売が支持率24%を出したんですね。読売って自民党支持層が結構多いんですよ。支持層にも見放され感もあるのかな」と分析。「自民党で言えば、2009年が麻生さん(内閣)が24%。政権交代しましたから。それに近づきつつあるんじゃないかな。本当に危険水域」と警鐘を鳴らした。理由として経済対策の不評や政務三役らによる不祥事へのまずい対応などを挙げつつ、「それプラス2つ、言っていいですか?」とスタジオに問いかけた。

 一つは6月に解散風を吹かせた時のことだという。「6月くらいに解散をにおわせたことがあったじゃないですか?あの時の不敵な笑い、覚えてますか?ああいうのが、ボディーブローのように効いてきたんじゃないかなと思うんです。人間性が。あの不敵な笑み」。当時の笑みから、国民が首相の人間性を判断したのではないかと推測した。

 さらに今年3月、福島県相馬市で中学生からの質問に答える「こども政策対話」でのやりとりも挙げた。「子供たちにインタビューされて。“なぜ総理になったんですか?”って聞かれて、“日本で一番権力を持っているからです”っておっしゃったんです」。さらに「“何をやりたいですか?”って聞かれて、“人事です”と言ったんです」とも明かした。具体的な政策ではなく、権力を持って人事を動かしたい答えたことが見透かされたのではとし、「それでこの支持率になってるんじゃないか」と話した。

 東国原氏によると、支持率向上のわずかな光明は、経済対策にあるという。「逆転の可能性は来年の賃上げしかない。物価上昇率を賃上げ率が上回って、(国民が)恩恵を得るということしかない」と提案していた。

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