鞘師里保 推される側から推す側に 乳酸菌オタで地上波連ドラ初主演 テレ東「推しを召し上がれ」

[ 2023年11月20日 06:00 ]

テレビ東京ドラマ「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」で主演する鞘師里保
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 元モーニング娘。の女優鞘師里保(25)が、地上波の連続ドラマに初主演する。来年1月10日スタートのテレビ東京「推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~」(水曜深夜1・00)で、ヨーグルトを題材にしたお仕事ドラマ。鞘師は乳酸菌を推すオタク女子を演じる。

 原作は宮木あや子さんの小説「令和ブルガリアヨーグルト」(29日発売)で、乳酸菌オタクと乳酸菌との愛と友情を描く。主人公は老舗食品メーカーの新人広報部員。その日常を擬人化された乳酸菌が見守るというファンタジックなドラマだ。

 主人公はヨーグルトが題材の創作小説にハマり、想像で擬人化した乳酸菌「ブルガリア菌」を推している女性。社内報のヨーグルト特集を任され、社内の関係者へ取材に回るなど奮闘する。「乳酸菌を愛しなさい、そうしたら必ず乳酸菌は答えてくれる」という言葉を胸に、半世紀前からのヨーグルトの歴史をひもといていく。

 鞘師は2011年にモー娘に加入。エース格として活躍し、15年に卒業した。現在は女優、歌手の両面で活動中。今作の阿部真士プロデューサーは「ご本人のキャラクターにも似たギャップを演じてもらいたい」と主演に抜てきした。鞘師は「素直にとても光栄です」と起用を喜んだ。

 自身も推される側だったが、今回は推す側。役柄の印象を「初々しさ、推しと仕事にひたむきな姿。どの瞬間もとてもピュアで、初心を思い出させてくれる」と語り「そんなフレッシュさを表現できたら」と意気込んだ。

 先輩社員を明日海りお(38)、擬人化された乳酸菌を橋本さとし(57)が演じる。橋本は「顕微鏡で1000倍にしないと見られない役は初めて」と笑った。

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