藤井聡太竜王 8冠死守へ得意の角換わり 同学年・伊藤匠七段と竜王戦第2局1日目

[ 2023年10月18日 04:40 ]

藤井聡太竜王(中)が見守る中、立会人の谷川浩司17世名人(左)に封じ手を手渡す伊藤匠七段(日本将棋連盟提供)
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 史上初めて全8冠を独占した藤井聡太竜王(21)=王将、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖含む=が17日、京都・仁和寺で第36期竜王戦7番勝負第2局1日目に臨み、午後6時、挑戦者の後手・伊藤匠七段(21)が60手目を封じて終了した。11日の王座戦で独占して中5日。同じ京都市内から藤井の8冠ロードは始まった。

 10日に21歳の誕生日を迎えた伊藤が10手目で角交換し、同学年の藤井の得意戦法・角換わりを受けて立った。

 藤井の先手角換わりは16年のデビュー以来62勝9敗の勝率・873(未放映のテレビ対局を除く)を誇る。「第1局があまりよくない内容。改善できるよう準備してきた」。

 16日、前夜祭であいさつした伊藤は想定内の戦型選択だったに違いない。2日目も同所で午前9時、再開される。

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