辛坊治郎氏、秋を感じた香りでアリスの楽曲を連想 直後に谷村新司さん訃報「不思議な気持ちですよね」

[ 2023年10月16日 19:09 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(67)が16日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に生出演し、この日経験した不思議な符合について語った。

 「アリス」のメンバーでシンガー・ソングライターの谷村新司さんが今月8日に死去していたことがこの日、発表された。谷村さんは今年3月に急性腸炎で手術を受け、療養を続けていた。所属事務所によると、葬儀は15日に近親者のみで執り行われた。

 辛坊氏は本番直前に訃報を聞いたという。「訃報が伝わる前に、アリスの曲が頭の中をぐるぐる回ってたんです。何で回っていたかというと…」。大阪の自宅から原付バイクに乗り、伊丹空港から空路、東京入りした。ヘルメットのすき間から、秋を感じさせるキンモクセイの花の香りが漂ってきたという。

 「自宅から伊丹空港に到着するまでの間に3カ所、キンモクセイ。キンモクセイの香りがですね、交差点で止まるたびに、どっか見えないんだけど、絶対あるよなと」

 辛坊氏の頭の中では、キンモクセイというと、ある曲が頭に浮かぶという。「キンモクセイだと思いながらニッポン放送に着いたら、キンモクセイと聴いた瞬間に、曲が浮かんだんです」。それはアリスの「君のひとみは10000ボルト」だという。

 歌詞に「金木犀の咲く道を」というフレーズがあるためで、谷村さんが作詞した曲だった。辛坊氏は「キンモクセイと聞いたとたんにアリスが思い浮かんだんです。頭の中をグルグル回っていたら、谷村新司さんが亡くなったというニュースが飛び込んできて。何か不思議な気持ちですよね」と、虫の知らせに驚いていた。

 番組では通常、辛坊氏が設定したテーマに沿ってエンディング曲をリクエストで募集するが、この日は27人のリスナーが「昴―すばる―」をリクエスト。谷村さんへ捧ぐ追悼の曲となった。

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