「高嶺のなでしこ」酪農応援アンバサダーに就任 感謝と応援の気持ちを歌と動画で発信

[ 2023年10月16日 05:00 ]

生乳生産現場を訪問した(右から)籾山ひめり、松本ももな、春野莉々(提供写真)
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 10人組アイドルグループ「高嶺のなでしこ」が酪農応援アンバサダーに就任した。

 飼料価格の高騰など厳しい環境に直面している酪農家の現状や、安全・安心でおいしい牛乳の魅力を広く世に伝えていく。16日の「世界食料デー」に合わせ、新曲「いつか私がママになったら」と、その楽曲を活用した動画2本を公開する。

 「いつか私が…」は、昨年「可愛くてごめん」がYouTubeやTikTokで大ヒットしたクリエイターユニット「HoneyWorks(ハニーワークス)」が作詞・作曲を手掛けた。「温めたミルク」をモチーフに、「いただきます」「ごちそうさま」の意味を掘り下げた歌詞には、酪農家をはじめとする生産者と、食べ物への「感謝と応援」の気持ちが込められている。

 メンバーの橋本桃呼(20)は「今まで、このようなバラードのような曲を歌わせていただくことはなかったので、高嶺のなでしことして新しい挑戦だと思い、すごく歌うのが楽しみだと思いました」と語っている。26日に都内で開催される「第14回 ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」の会場で、生活者と生産者向けにパフォーマンスを披露する。

 中央酪農会議の公式YouTubeで公開される酪農体験動画には、メンバーを代表して春野莉々(19)、松本ももな(21)、籾山ひめり(19)が出演。神奈川県伊勢原市にある牧場「ハッピーベアホルスタインズ」を訪問し、早朝から始まる業務を手伝いながら、乳牛の世話や牛乳生産の手順、そして酪農の現状について学んでいる。3人は酪農家に向けたメッセージ動画にも登場している。

 キャプテンの籾山は「普段何げなく飲んでいる牛乳でしたが、実際に体験してみて酪農の難しさや大変さを知りました」と振り返った。

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