「らんまん」野宮さん“置き土産”寿恵子「それ!」→ど田舎・渋谷降臨 ネット胸熱「まさか」図鑑完成へ光

[ 2023年9月6日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第113話。万太郎(神木隆之介・右から3人目)一家の肖像画を描く野宮(亀田佳明・左端)は…(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は6日、第113話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第113話は、大学に辞表を提出した野宮(亀田佳明)は東京を離れる数日前、十徳長屋を訪れ、生まれたばかりの末娘・千鶴を含む槙野家の肖像画を描く。寿恵子(浜辺美波)は図鑑作りの夢を叶えるため、商いを始めたいと万太郎(神木隆之介)に相談。新しい冒険を応援され、寿恵子は以前・みえ(宮澤エマ)に勧められた地・渋谷へと向かう…という展開。

 野宮は「噂の狸御殿、俺も一度、遊びに来てみたかったんですよ」と笑顔。肖像画を描きながら、前日、西洋絵画の研究会で耳にした話を伝えた。

 西洋には石版印刷に代わり、アルミニウムを板状にして用いる新しい印刷方法が生まれたという。「筆使いそのままに版下を作れる。しかも、軽いから、どの印刷所にも持ち込める。面白いのが、曲げられるそうで、こう版を印刷機にクルッと巻き付けて、それが回って、大量に擦れるそうなんです」。万太郎は目を丸くし、寿恵子も「それ!それです、私が欲しいの、それです!」と立ち上がった。

 図鑑完成へ、野宮の貴重な“置き土産”。石版印刷機は1000円だった。寿恵子は「2000円?5000円?」「凄くいい図鑑になる自信があります」「もうはっきり見えているもの」。そして、商いの話を切り出した。万太郎は「(頬に)牡丹の痣(あざ)、それに光る珠。寿恵ちゃんの心の中に、あるがじゃの」「まぶしいくらいじゃ」と八犬士になぞらえた。

 万太郎と3代目助手・虎鉄(濱田龍臣)は東北へ植物採集。明治30年(1897年)9月、ついに寿恵子はど田舎の渋谷・道玄坂に降り立った。

 SNS上には「まさかの野宮さんからの印刷情報」「ここで新しい印刷機の話につながるとは」「野宮さんの置き土産は寿恵ちゃんと万太郎にまた新たなチャレンジをもたらしたなぁ」「野宮さんの描いてくれた家族絵、最高」「寿恵子は名プロデューサーやな(感嘆)」「寿恵ちゃんも根っからのギャンブラーだな」「この滑らかなストーリーの流れ、いつも感心するな」などの声が上がった。

 寿恵子の“渋谷編”に注目が集まる。

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