藤井王将 8冠挑戦の第1局は若干有利で夕休憩へ 飛車角が永瀬陣を直射 永瀬は陣屋カレーを連投

[ 2023年8月31日 17:24 ]

永瀬拓矢王座(左)に挑む王座戦第1局が振り駒の結果、先手に決まり、初手を指す藤井聡太王将(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

 藤井聡太王将(21)=名人、竜王、王位、叡王、棋王、棋聖含む7冠=が永瀬拓矢王座(30)に挑む第71期王座戦5番勝負第1局は31日、神奈川県秦野市「元湯陣屋」で始まり、午後5時からの夕休憩までに59手進んだ。

 局面は先手藤井の飛車角が永瀬陣を直射し、永瀬飛車の頭へ歩を打っての先手。永瀬は右銀を6段目まで進出させたが、藤井の若干有利で進んでいるとみられる。

 藤井に史上初の全8冠独占、永瀬には連続5期獲得による名誉王座が懸かる歴史的シリーズ。夕食に藤井はおにぎり2個(サケと昆布)、止め椀、パパイヤ、ほうじ茶(暖)、永瀬は昼食に続いて陣屋カレー(ビーフ&伊勢エビシーフード)、烏龍茶、抹茶を注文した。

 持ち時間5時間から、残り時間は藤井が1時間23分、27分の考慮中の永瀬は1時間29分とほぼ互角。午後5時半、対局再開される。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年8月31日のニュース