ヤクルト引き分け 今季最長5時間超…先発サイスニード粘投も後続締まらず 村上は3戦連発で200号王手

[ 2024年5月4日 23:04 ]

セ・リーグ   ヤクルト―中日 ( 2024年5月4日    神宮 )

6回、2ランを放つ村上(撮影・尾崎 有希)
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 ヤクルトは、セパ両リーグ通じて今季最長となる5時間4分の死闘の末に中日と引き分けた。先発のサイスニード(31)は5回3失点と粘投したが、救援陣が踏ん張れなかった。6回に村上宗隆内野手(24)が今季初3戦連発となる8号2ランを放つなどしたが、打線の援護は実らなかった。

 2回表に3点を先制されたが、直後の攻撃で2死一、二塁から1番・西川の左中間を抜く2点二塁適時打で1点差に迫ると、丸山も中前適時打で続き同点に。なおも2死二塁でオスナがチェンジアップを中前に運び、勝ち越しに成功した。4回には2死一、三塁からサンタナの適時打でリードを広げた。

 6回には2死二塁で2試合連発と好調の村上。「追い込まれていたがうまく反応して打つことができた」とカウント3―2から直球を完璧に捉え、リーグ単独トップとなる今季8号2ランを右中間に放り込んだ。

 先発のサイスニードは粘投したものの、後続が踏ん張れなかった。2点リードで迎えた最終9回に4番手・木沢が中日打線につかまった。1死一、二塁で細川の適時打を許し1点差に迫られると、なおも1死二、三塁で中田の犠飛から同点に追いつかれた。

 延長戦に突入したものの両者譲らず、引き分けのまま終戦した。

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