KOC優勝のサルゴリラ赤羽 生死をさまよう大事故に遭い「もうこれはお笑いできないな」も復活し変化

[ 2023年12月6日 18:55 ]

サルゴリラの赤羽健壱(左)と児玉智洋
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 「キングオブコント2023」に優勝したお笑いコンビ「サルゴリラ」が5日放送のテレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン」(火曜後11・45)にゲスト出演。赤羽健壱(44)のかつて生死をさまよったという大事故について語った。

 赤羽と児玉智洋は4歳で知り合ったという幼なじみで、サルゴリラを結成する前には現在“家事えもん”として知られる松橋周太呂と共にお笑いトリオ「ジューシーズ」として活動していた。

 だが「ジューシーズ」は赤羽、児玉が37歳の時に解散。2人は2016年に「サルゴリラ」を結成した。

 当時は懸命にネタを作り、児玉は「漫才もやってましたし。リズム芸みたいなのもやったし。なんかいろいろやっていくうちにやっと、コントやったらいけるかもってどっかで思えて」と回顧。ようやく道が見えてきたとした。

 だが、2019年、2人に人生最大の試練が訪れる。赤羽がバイク事故に遭い、「結構な事故で、初めての集中治療室に運ばれるくらいの」と振り返った。児玉は「集中治療室に運ばれてから、どういう状態か分からないのが1週間ぐらい続いて。その時は焦りましたね」と語った。

 赤羽は「僕もその事故った夜、手鏡が置いてあったんですよ。なかなか怖くて見れなかったんですけど、夜中一人になって初めてパッて見たら、もう本当顔面血だらけで。あっ、もうこれお笑いできないなって思って」とも回想。児玉は「友達が死んじゃう、みたいな本当に。そんな」と続けた。

 それでも赤羽は奇跡的に回復していき、見事に復活。「そこでなんか“1回死んでるから”みたいな気持ちにはちょっとなれたかもしれないです」。その時から、やりたいネタをやろうと思うようになったとした。

 児玉は「ウケやすい、笑い声が起きやすいネタとかくだりとかをやってたんですよ。けど僕らの好きなことやろうって言って。2020年、3年前のキングオブコントでやったらそれがウケて」とし、「俺らのこの感じを育てれば、もしかしたら(優勝を)狙えるかもとそこで初めて思いました」と明かした。

 赤羽は「児玉がボケる、僕がツッコミでっていう形なんですけどね。やっぱり今年の2本もそうですけど、なんかそもそもの関係性のネタに戻ったみたいな。2人とも自然なんですかね、やっぱり」とコメント。そこから気持ち悪い違和感を面白がるネタを磨き続け、今年ついに優勝を果たした。

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