野々村友紀子氏 ジャニーズ会見NGリストに失望「圧力、忖度と問題視された事例の会見で…映りが悪い」

[ 2023年10月5日 15:11 ]

野々村友紀子氏
Photo By スポニチ

 放送作家の野々村友紀子氏(49)が5日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、ジャニーズ事務所が2日に東京都内で開いた記者会見で、特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」があった問題について私見を語った。

 リストには6人の記者やフリージャーナリストの名前、顔写真が掲載されており、東京新聞記者の望月衣塑子氏や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題の追及で知られるジャーナリスト鈴木エイト氏ら、挙手し続けながら指名されなかった記者の名前があった。

 ジャニーズ事務所はリストの作成などについての関与を否定。会見の運営を任されていたコンサルティング会社「FTIコンサルティング」は5日、「この資料は限られた会見使用時間の中で会見の円滑な準備のために弊社が作成し、運営スタッフ間で共有したもの」とリストの存在を認めた。また「ジャニーズ事務所においては、こうした資料に関わらず、登壇者、司会者の判断のもと、幅広い媒体の記者の皆さまに質問頂くこととし、貴重なご意見を頂戴したところです」と説明し、謝罪した。

 野々村氏はリストの存在について、「何の権限があってやられたのか。どういう基準で決めたのかというのも気になりますけど、誰のためにやってるの?」と疑問を呈した。

 会見は故ジャニー喜多川元社長の性加害の被害者に対する救済、補償や、社名変更など会社として信頼を取り戻すための第一歩として開かれたもの。野々村氏は「被害者の救済、これ大事ですけど、会社の社会的な信頼を回復したいという会社に対して、それも圧力だ、忖度だということがこれだけ問題視された事例での会見で、こういうことをすると、すごく映りが悪いというか、信頼ないんだとなってしまう」と懸念した。

 番組では、会場にいた運営サイドの人が手にしていた、NGリストとみられる紙資料を映した。野々村氏は「やり方もずさんで、資料が見えてて映っていたとか、司会者も回し切れていなくて、結果、もっと荒れてしまったという。何をやってるのか分からへんなというところで、ちょっと腹立ちますね」と、憤りを口にした。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年10月5日のニュース