ジャニーズ事務所会見 テレ朝は若手タレントへの配慮を新会社に要望「最善の努力を傾注して」

[ 2023年10月2日 20:32 ]

テレビ朝日
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 テレビ朝日は2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害を認め、ジャニーズ事務所が今後の会社運営について都内で会見を開いたことを受け、公式サイトでコメントを発表した。

 この日の会見では、従来の同事務所は「SMILE-UP.(スマイルアップ)」に社名変更され、被害者救済や補償に特化。東山紀之を新社長、井ノ原快彦を副社長とするエージェント会社を1カ月以内に立ち上げるとした。救済や補償の具体的時期などにも言及した。

 会見を受けて同局は、「『SMILE-UP.』が被害者の補償・救済を速やかに、かつ誠実に実施するよう求めて参ります。新会社は、エージェント契約を軸とした新しい形態になりますが、特に、若年層の育成の過程において万全のケアを行って欲しいのと同時に、人権侵害に関わる問題が再発しないよう最善の努力を傾注して頂きたいと要望します」と、若手タレントへの配慮を新会社に要望した。

 同局はタレント起用について、「新会社に属するタレントの起用につきましては、企画内容などを踏まえ総合的に判断していくという方針に変わりはありません」とし、従来からの姿勢に変更がないことを示した。

以下、コメント全文。

 10月2日ジャニーズ事務所記者会見を受けて

 ジャニーズ事務所が、今後の事務所の在り方や再発防止策などに関する記者会見を開き、現在のジャニーズ事務所は社名を「SMILE-UP.」に変更して被害者の方々への補償・救済業務に専念し、補償が終了次第、廃業することや、新会社を設立することなどが発表されました。また、藤島ジュリー景子氏は新会社の役員に就任せず、株式も保有しないことも明らかにしています。

 テレビ朝日としては、「SMILE-UP.」が被害者の補償・救済を速やかに、かつ誠実に実施するよう求めて参ります。新会社は、エージェント契約を軸とした新しい形態になりますが、特に、若年層の育成の過程において万全のケアを行って欲しいのと同時に、人権侵害に関わる問題が再発しないよう最善の努力を傾注して頂きたいと要望します。

 なお、新会社に属するタレントの起用につきましては、企画内容などを踏まえ総合的に判断していくという方針に変わりはありません。

 以上

 テレビ朝日

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