東山紀之社長2度目会見「全てが後手後手に…」認める「みんなの意見を聞き、覚悟を感じ、その中で答えを」

[ 2023年10月2日 15:50 ]

<ジャニーズ事務所会見>会見に臨む井ノ原快彦(左)と東山紀之(撮影・会津 智海)
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 故ジャニー喜多川元社長による性加害を認めたジャニーズ事務所が2日、今後の会社運営について都内で会見を開き、東山紀之社長(57)が意思決定が後手後手に回ったことを認めた。

 会見には東山社長のほか、ジャニーズJr.の育成などを手がける「ジャニーズアイランド」の井ノ原快彦社長(47)、弁護士の木目田裕氏、山田将之氏が出席した。

 同事務所の会見は先月7日以来。約1カ月が過ぎたこの日の会見では、被害者の救済、補償を11月に始めることや、ジャニーズ事務所の社名変更、タレントの受け皿になるエージェント事務所の設立などを発表された。再発防止特別チームの調査報告書で提言された「解体的見直し」に近い形となった。

 質疑応答では、「9月の会見でなぜ発表ができなかったか」と質問が飛んだ。東山社長は「9月にこういう会見ができたら、本当に良かったと思う。全てが後手後手に回っていることは自分でも感じていました。それが内向きだったんだなと感じております」と認めた。

 その上で「会見があった後に、自分たちがさらに考えて、真剣に答えを出さなければいけないなという思いが強くなりました。僕の一存では決められないので、みんなの意見を聞き、覚悟を感じ、その中で答えを出さないといけない。その作業にこれだけかかっている。もうちょっと早くやりたかったけど、なかなか進み具合が遅かったなと」と説明した。

 再発防止チームからの提言から、1週間での会見だった。木目田弁護士からは「報告書が明らかになってから1週間ちょっとの間にできることとしては、ジャニーズ事務所さん、スマイルアップさんとしては真剣に検討して、9月の会見を行ったということはご理解賜りたい」と、理解を求めた。

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