主催者、法的措置辞さず 韓国人気女性DJセクハラ被害

[ 2023年8月16日 04:00 ]

DJ SODAインスタグラム(deejaysoda)から

 韓国の人気DJで、インスタグラムのフォロワーが500万人を超えるDJ SODA(ソダ)が13日開催の音楽フェスティバル「MUSIC CIRCUS’23」(大阪府)で観客から受けたセクハラ被害について、イベントを主催した「Try Hard Japan」は15日、声明を発表し「損害賠償請求や刑事告訴など、民事および刑事の法的措置を取る所存です」と訴訟も辞さない強い姿勢を示した。

 SODAは13日の公演終盤にファンと交流しようと客席に近づいた際、柵越しに複数の男女から胸などを触られる被害に遭った。公演終了後、SODAは自身のX(旧ツイッター)などで「あまりにも大きな衝撃を受けていまだに怖くて手が震えています…。公演中にこんなことをされたのは人生で初めて」とその時の恐怖についてつづり、実際に観客が胸を触る複数の画像も併せて投稿した。

 「私は触ってほしいから露出した服を着るのではない」といったSODAの投稿に対しては、SODAを擁護し、胸を触った観客を「日本の恥だ」などと非難する意見がある一方「過度な露出が性犯罪を誘発している」とSODAを批判する性被害者への二次被害も起きている。

 セクハラ被害の証拠となるイベント映像を保有するTry社は「(加害者を)早期に特定することが可能」とし、速やかな警察への出頭まで求めている。嵩原安三郎弁護士は「スシローのペロペロ事件もそうですが、主催者として行動を起こさないと、他の出演者に対しても示しがつかないという意味もあるのでは」と解説した。

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