伊藤蘭、キャンディーズ時代のファンとの驚きの距離感 「家の前には10、20人のファンの方が」

[ 2023年7月20日 22:53 ]

伊藤蘭
Photo By スポニチ

 女優で歌手の伊藤蘭(68)が、20日放送のNHK「SONGS」(木曜後10・00)にゲスト出演し、「キャンディーズ」時代のファンとの距離感について明かした。

 1973年にデビューしたキャンディーズは、わずか4年半という短い活動期間で国民的アイドルへと駆け上がった。番組では、当時の貴重映像を公開。最初のヒット曲となった1975年発売の「年下の男の子」では、年下の男の子たちを集めたキャンペーンの様子も放送された。ファンたちとともに皇居を1周するという企画だった。

 MCの大泉洋から「当時はファンとの距離も近かったようにお聞きしましたけど」と振られると、伊藤は「そうですね。必ず仕事を終えて家に帰ると、家の前に10人、20人くらいファンの方がいて。でも“お疲れさま”みたいな声を掛けてくれて、“ありがとう、ありがとう”と言って」と、帰宅待ちが当たり前の光景だったことを告白。大泉を驚かせた。

 安全上でもコンプライアンス上でも、今ではありえない光景だが、伊藤はさらにファンサービスをしていたという。「荷物を一度、家に置いて、“今日はどうだった?”、“楽しかった。こんなことやって…”みたいな話をして、“じゃあ、おやすみなさい”って言って、お家に入る。そういう感じで」と振り返った。

 3人グループだけに、移動の足並みがそろわないこともあったという。「地方に行ったりする時に、誰かが遅刻したりしますよね」。時刻通りに着いているメンバーとスタッフは先に移動するが、遅れたメンバーをサポートしてくれたのは、ファンたちだったという。「1人残された…あれはスーちゃん(故・田中好子さん)だったと思うんだけど、ファンの方が“こっちこっち”みたいに守ってくれて、無事に会場入りするという流れがたまにありました」と打ち明けていた。

 大泉は「マネジャーも“いいよ、スーはもうファンに連れて来てもらうしかない”みたいなこと?信頼はできているんだ」と感心していた。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年7月20日のニュース