若村麻由美「すごく緊張」鈴木京香代役の主演ドラマ撮影は「怒涛の毎日」 監督からは“髪形の注文”

[ 2023年7月20日 12:00 ]

女優の若村麻由美
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 女優の若村麻由美(56)が主演を務めるフジテレビドラマ「この素晴らしき世界」(木曜後10・00)が20日にスタートする。平凡な主婦が、ある日突然失踪した大女優になりすまして“二重生活”を送ることになるコメディー作品。若村が作品への思いや撮影エピソードなどを語った。

 主婦が家族にも秘密で芸能界という真逆な環境で過ごすドタバタな日々を、コミカルに描いていく。主演は鈴木京香だったが、体調不良を理由に降板。代役の若村は、同局「夜桜お染」(03年)以来、20年ぶりの地上波連ドラ主演。主人公・浜岡妙子/若菜絹代役で、主婦と女優の一人二役に挑む。

 若村にとっては「すごく緊張」の中でのクランクインだったが、共演者やスタッフが温かく迎えてくれたという。「一歩踏み出したんだなって感じがして。この温かいスタッフと共演者とだったら、やっていけるなって。大きな安心感とともに、楽しいなと感じられた。あとは怒涛(どとう)の毎日を送っている」と充実感をにじませる。

 今回の出演にあたり驚いたのは、昨年末に台本ができあがっていたこと。「こんな理想的なドラマ、最近少なくないですか?“本が来ない”みたいなことが多い中、全部わかってる。しかも(主題歌を)書き下ろした小田和正さんは、それを昨年末にすでに読んでいて、年明けにはもう曲ができていたって。すごいなと思う」と話し、作品について「業界のあんなネタ、こんなネタが盛り込まれている。びっくりするかもしれないです。これが去年書かれたことなのかと」。

 主人公の妙子を演じるにあたり、監督からは“注文”があったという。伸ばしっぱなしだった髪の毛を、役に合わせてカットしようとしたが、監督からは「そのまま」でいるよう依頼が。「そのままの感じが“日常感”ってことで」と、あえてヘアスタイルは整えず、平凡な主婦を表現した。

 20日から放送スタート。「普通の主婦が見たこともない世界に飛び込むってところから始まる。日常生活のささいな積み重ねがベースにあって、そこから思わぬ世界に連れ込まれる。カルチャーショックを受けながらも、なんとかこなしていこうとする前向きな妙子が登場する。普通の方が見たこともない業界の裏側を面白く見せながら、普通の主婦がカルチャーショックを受けるのが、視聴者の方には面白く思っていただけると思う。毎話展開が早くて、いろんなことが起こっていて。飽きずにご覧いただけると思う」と自信を見せた。

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