「Ado×B’z」最強コラボ実現!日本人アーティストに2人での楽曲提供はデビュー35年で初

[ 2023年7月20日 04:00 ]

コラボレーションするAdoとB’z
Photo By 提供写真

 「歌い手」として活動しているAdo(20)とロックユニット「B’z」の豪華コラボレーションが実現した。映画「沈黙の艦隊」(監督吉野耕平、9月29日公開)の主題歌「DIGNITY」をB’zが書き下ろし、Adoが歌唱する。B’z名義で日本人アーティストに楽曲提供するのは、デビュー35年で初めてとなる。

 かわぐちかいじ氏の大人気漫画を実写化する海洋アクション劇の主題歌。B’zらしい壮大で深みのあるロックバラードで、ギタリスト松本孝弘(62)が作曲、ボーカル稲葉浩志(58)が作詞した。大海原の迫力ある映像にも負けずに、Adoがしっかりと歌い上げる。

 B’zの2人はそれぞれ単独での楽曲提供は行っているが、一緒に手がけるのは異例。今作の松橋真三プロデューサーは「世界中が大きな海に抱かれるような、愛と平和に包まれる、悲痛かつ美しく、荘厳で生命力あふれるバラードを希望いたします、とオファーさせていただきました」と、強力タッグ結成の裏側を明らかにした。

 8300万枚超という日本歴代1位のCD売上枚数を誇るB’z。その2人もAdoの歌声にほれぼれしている。以前からAdoに注目していた松本は「実際に僕が書いたメロディーを歌っていただき、彼女の歌唱力、表現力は若手のアーティストの中でも群を抜いて素晴らしいと感じています」と絶賛。稲葉も「時代を象徴する歌声の持ち主の一人。ご一緒できて、たくさん刺激をいただきました」と話している。

 Adoは「このような貴重な機会を頂き光栄」と、B’zとの共作に感激。「(劇中で)彼らが戦う海原のように壮大で、果てしなく…ですが、その奥深くには温かな愛がある美しいバラードです。叫びと共に子守歌のような優しさを感じていただければと思います」とアピール。主人公の艦長を演じる大沢たかお(55)も「主題歌が映画の物語を一層と引き立てることを確信しています」と大満足の様子だ。

 ≪初の武道館、夏フェスにも初挑戦≫Adoは現在、全国ツアーを開催している。その一環で8月29、30日には自身初となる東京・日本武道館公演を開催する。8月に5日間開かれる「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」(千葉市蘇我スポーツ公園)の6日の公演にも出演し、夏フェスに初挑戦。7万人近く収容できるメインステージの一つ「ロータス・ステージ」でトリを飾る。

 ▽沈黙の艦隊 かわぐち氏の代表作の一つで、88~96年に「モーニング」(講談社)で連載。累計発行部数3200万部超。日米の共謀で造られた原子力潜水艦「シーバット」の乗組員が反乱を起こし、独立国家「やまと」を名乗って両国と熾烈(しれつ)な攻防を繰り広げる海洋アクション。連載当時、タブーに鋭く切り込んだテーマ性により国会でも話題になるなど、各方面で論争を呼んだ。

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