「らんまん」田邊教授ついに“本性”ネット戦慄「怖っ」素人・万太郎に最後通牒「私のものになりなさい」

[ 2023年7月4日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第67話。万太郎(神木隆之介)が採集した標本を見つめる田邊は教授(要潤・左)。そして、最後通牒を突きつけ…(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は4日、第67話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第67話は、万太郎(神木隆之介)は寿恵子(浜辺美波)を連れ、結婚祝いをしたいという田邊教授(要潤)の家を訪れた。食事の後、田邊は万太郎と大事な話があるため、田邊の若妻・聡子(中田青渚)と寿恵子は席を外すように言われる。2人きりの別室。きごちない空気が流れるも、寿恵子は持ち前の明るさに、内気な聡子も心を開き始める。一方、万太郎が持ってきた植物標本を前に、田邊は“ある提案”をし…という展開。

 田邊は高藤(伊礼彼方)を振った寿恵子との再会に驚き。万太郎に「つまり君は、相手がどれほどの地位であろうとも、奪うものは奪う。そういうことだな」と言い、笑った。

 万太郎と2人になると、田邊は「君は(植物に)巡り合うことができる。だが決して、自分の手で発表できない」。何者でもない万太郎の論文が何故、植物学雑誌に掲載されるのか。「日本でただ一つの権威ある学会だからね。素人の倶楽部ではないんだよ。素人じゃないか。君は何の身分もない。その辺の銭湯でわめいている連中と同じだよ。彼らがいくら吠えようが、国政は動かんだろ」。2つの選択肢を示した。

 1つは「大学予備門→東京大学」。もう1つは「留学」。万太郎が遠回りしている時間はないと訴えると、田邊は「また岩に穴を開けるのか。遠回りをするからこそ、正しいものに出会えるというのに。君は若いな。世間は単純なんだよ。学歴さえあればいい。私なら、さっさとやり直すがね」「おかしいな。君は植物が好きなんだろ。だったら(他の研究者の新種発見に)遠くから喝采を送ればいいじゃないか。嫌だ嫌だばかりでは、どうしようもないだろ」。最後の提案を示した。「私のものになりなさい」――。

 これまでも不穏な言動のあった田邊だが、SNS上には「『私のものになりなさい』…怖っ」「完全にサスペンスのトーンだった」「田邊教授の権威への執着と嫉妬よ」「ついに本性を現した田邊」「田邊教授の言ってること。万太郎を利用しようとしているようでもあり、万太郎のためを思っているようでもあり、本当に敵か味方か読めないところが面白い」「学歴がすべてとは思わんけれど、遠回りしてこそ見えてくるものがあるというのは正しい。田邊教授の狂気と高貴の微妙なバランス、うまい」「田邊教授の言ってること、間違えてないのよな…先日の分家の方々の言い分といい、こういうヒール側の言うことにも説得力がある朝ドラ好き」などの声が相次いだ。

 万太郎の選択は?

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