石川佳純さん 現役時代に最も難しかった気持ちの切り替え「ダブルスで仲間、30分後に…」

[ 2023年6月25日 21:34 ]

石川佳純
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 卓球女子で五輪3大会連続のメダルを獲得し、5月に現役を引退した石川佳純さん(30)が、25日放送のフジテレビ系「まつもtoなかい」(日曜後9・00)にゲスト出演し、現役時代に苦労した試合前のメンタルについて振り返った。

 石川さんは7歳で卓球を始め、中学3年の2007年世界選手権で初めて日本代表入り。17歳だった11年に全日本選手権シングルスで初優勝。12年ロンドン五輪で団体銀、16年リオデジャネイロ五輪で団体銅メダル、21年東京五輪では団体銀メダルを獲得した。5月に引退を発表、23年の現役生活に別れを告げた。

 試合前とそれ以外のメンタルの切り替えについて聞かれると、「試合前とか、選手同士、当たる相手とトイレで会うんです。直前とかに」と明かし、驚かせた。トイレも控室も、基本的には同じといい、「控室もないんです。コートに入る前の待っている場所も、練習場も一緒だし」と説明。「直前に“頑張ろうね!”とか(声を掛け合うこと)は難しい」という。

 卓球はダブルスで組んだペアの相手と、シングルスで戦う場合があるなど、気持ちの切り替えが難しいスポーツ。石川さんは「すごく難しいです。ダブルスを組むってなると一心同体、仲間というのがあって。30分後にシングルスで、オリンピックをかけた戦いとかになってしまうので、それがすごく(難しい)」と話し、「そこが一番難しかったです。メンタルの持って行き方が」と振り返っていた。

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