黒木瞳 「料理はしない」と心に決めた宝塚時代の出来事「夢の舞台でいきなり現実が来た」

[ 2023年6月25日 17:33 ]

黒木瞳
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 女優の黒木瞳(62)が24日放送のTOKYO FM「Grand Seiko THE NATURE OF TIME」(土曜後12・00)に出演し、宝塚歌劇団時代に「料理はしない」と決意した出来事を明かした。

 1981年に宝塚歌劇団に入団。それ以前は「演劇部と声楽とピアノに明け暮れていた」ため、母親から料理を習う機会がなく、興味もなかったそうだ。

 ある時、宝塚の街でおいしいカレー店に出合い、そのカレーを再現したいと思った。「知り合いの方のキッチンを借りて、玉ねぎ切って作ったんですよ」とカレーはできたが、翌日の舞台で予想外の出来事が。「次の日の舞台で、すぐ失神する役で。手を顔に当てて倒れるシーンがあった時に、手を顔に持ってったら“あー玉ねぎくさい”って」と前日に切った玉ねぎの匂いがまだ手に残っていたのだという。「夢の舞台に立っている時にいきなり“玉ねぎくさい”っていう現実が来たんですよ。その時に“私は宝塚の時は料理はやってはいけないんだ”と心に誓ったんです」と決意したのだという。

 それ以後は料理する機会もなかったが、1990年に結婚することになった。「結婚する時、夫に“私はお料理はしません”と言って、それでも結婚したいと言われたので」と料理はしない約束でのゴールイン。それでも夫から「僕の母が作るチキンカリーだけは作ってほしい」とリクエストされ、義母に習いに行くことになった。「食べたら本当においしかったんです。それで教えていただいて自分でも作れるようになって。はめられたんです、“私、作ったらおいしいじゃん”って」。それをきっかけに料理にはまり、義母から洋食、自身の母からは和食とさまざまなレシピを受け継いだ。レパートリーも増え、今では海外で食べた料理を自身で再現するにまでになったという。

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