「らんまん」第55話は世帯17・9% 番組最高を更新!恋敵・高藤効果「ちむどん」「舞いあがれ」超え

[ 2023年6月19日 10:00 ]

連続テレビ小説「らんまん」。主人公の槙野万太郎(神木隆之介)(C)NHK
Photo By 提供写真

 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は今月16日、第55話が放送され、平均世帯視聴率は17・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。第29話(5月11日)と第50話(6月9日)の17・5%を0・4ポイント上回り、番組最高を更新。スタートの「高知編」から内容が好評だったことに加え、5月8日から「東京編」に入り、ヒロイン・浜辺美波(22)が本格登場。視聴率も上がり始めた。好調の中、寿恵子(浜辺美波)をめぐる主人公・万太郎(神木隆之介)の恋敵・高藤(伊礼彼方)の存在が盛り上がりに貢献した。

 昨年度後期「舞いあがれ!」の番組最高16・9%(第10話、10月14日)は既に超えており、今回、同前期「ちむどんどん」の番組最高17・6%(第116話、9月19日)も上回った。今後の推移が注目される。

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第55話は、いち早く万太郎(神木隆之介)の釣書を持っていきたい大畑(奥田瑛二)だが、仏滅は縁起が悪いと妻・イチ(鶴田真由)に止められ、翌日、大安の早朝に白梅堂へと向かう。この日は、舞踏練習会の発足式。高藤家でダンスを披露した寿恵子(浜辺美波)は高藤(伊礼彼方)の申し入れをキッパリと断り、会場を飛び出し…という展開。

 高藤がフラれ“ユウガオのお姫様”寿恵子が万太郎の胸に飛び込み「私、来ました」。SNS上で大反響を呼ぶ回となった。朝ドラ初出演の俳優・伊礼彼方がヒール役を見事に演じ切った。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年6月19日のニュース