日本人メンバーも!ガールズグループSPIAがデビュー!ロールモデルや今後の目標を語る

[ 2024年5月4日 12:30 ]

写真=CAMPUSエンターテインメント
新人ガールズグループSPIAが、デビューの感想を語った。

ソウル江南(カンナム)区のNewsen社屋では最近、SPIAへのインタビューが行われた。

漢字で“樹翍娥”と表記するSPIAは、ナヒ、ハナ、カヤ、ビニ、セラによる5人組ガールズグループで、グループ名には“木々の間で翼を広げて飛び回る美しい妖精“という意味が込められている。4月2日に「Daddy's Little Girl」をリリースしてデビューした彼女たちは、一問一答を通じて心境を語った。

―― デビューから約1ヶ月ですが、感想はいかがですか?

ナヒ:まだ実感が湧きません。毎日が不思議で、それでいて楽しい日々を過ごしています。3年の練習生期間を経てデビューしたので、周りの人たちはみんなお祝いしてくれました。

ハナ:夢を見ているようで不思議です。(唯一の日本人メンバーですが)K-POPが好きな日本の友人たちも信じられないといったかんじで、両親もたくさん応援してくれています。

カヤ:両親や友人たちが私たちの出演する音楽番組を見て、写真を撮って送ってくれたり、「ついにデビューしたね」とお祝いのメッセージを送ってくれました。

ビニ:毎日が夢のようで、実感が湧きません。「今日はどんなことがあるんだろう?」とワクワクする気持ちです。練習生の友達がたくさんいるのですが、「あなたが1番最初にデビューして嬉しい」と言ってくれました。

セラ:デビューする前には絶対に考えられなかった経験ばかりで、新鮮で楽しいです。家族はテレビの中の私の姿を見て泣くし、友人たちはみんな私じゃないみたいだと言っていました。

―― それぞれデビュー前に想像していたものがあると思いますが、想像と一致していましたか?

ナヒ:デビューしたらすごく泣くんだろうな、と思っていました。それが、初めての音楽番組が終わった時に私だけ泣けませんでした。どうしてだろうと思っていたのですが、「まだ実感がわいてなかったんだな」と今になってわかりました。

カヤ:音楽番組のステージに立つと、カメラを探すのが難しいと聞いていました。実際に赤いライトを探すのが難しかったです。リハーサルのときに前もってライトを見つけていても本番では変わることが多くて、戸惑いましたが新しい経験でした。

セラ:緊張しないタイプだと思ってたんですけど、デビューの時はすごく緊張しました。私はよく緊張する人だったのだな、と気づかされました。練習中に他の歌手たちのチッケム(1人にフォーカスした映像)をたくさん見たんですけど、自分がそのステージに立つのが不思議で新鮮な気分でした。自分のチッケムもたくさん見ています。まだ未熟だけど、かわいかったです。

―― デビュー曲「Daddy's little girl」を紹介してください。

ナヒ:「欲しいものはすべて手に入れることができる」という自信に満ちた女の子たちの物語です。歌もダンスも難易度が高くて、特にダンスでは角度を合わせることに気を使いました。少しでも乱れたらカル群舞(体を曲げる角度から指先まで完璧に合わせ、刃物のようにキレのあるダンス)にならないので、動作をあわせることを最も重視しました。

―― グループ名が漢字の読みで構成されていてユニークですね。初めてグループ名を聞いたときはいかがでしたか?

セラ:「森に咲く妖精」という意味なのですが、自分自身が妖精になったような気がして不思議でした。

ハナ:日本でも漢字を使うのでとても嬉しかったし、友人たちはSPIAという名前がとてもかわいいと言ってくれました。宇宙や星を連想させるそうです。

ナヒ:最近はグループ名に漢字をあまり使わないので、かえって珍しくて新鮮だと思いました。

―― 歌手を夢見るようになったきっかけが気になります。

セラ:小学生の時に偶然NC.A先輩の「OH MY GOD」のミュージックビデオを見て、そこから音楽に興味を持つようになりました。母は私の進みたい道を応援してくれて、父は平凡な道に進んでほしいと反対していました。今では2人ともたくさん応援してくれています。

ビニ:6歳の時に母と音楽番組を見ていて、素敵なアーティストたちがお客さんの歓声を浴びる姿に感化されて私も自然に歌って踊るようになりました。その時から一度も夢は変わらず……思ったよりずっと大変な道だったので諦めたくなる瞬間もありましたが、私を信じてくれる両親のおかげで最後まで頑張れました。

カヤ:テレビを見ながらダンスをマネするのが好きでした。そんな私を見た両親が「スクールに通ってみれば?」と提案してくれて、長い準備を経てSPIAとしてデビューすることになりました。

ハナ:私は幼い頃からずっとフィギュアスケートをしていたのですが、怪我をしてしまいました。それがきっかけでダンスに転向したのですが、当時は日本でTWICE、BLACKPINKの人気がすごかったんです。K-POPの存在を知ってから、最後のチャンスだという気持ちで韓国に来て練習生になりました。

ナヒ:フィリピンで8年間暮らしたのですが、年末のステージで見た少女時代の「Hoot」がとても素敵で、トイレでこっそり真似をしていました。誰にも話せないままひたすら勉強に励んでいたのですが、高校に入る頃に「これ以上遅くなってはだめだ」という気がして……韓国に遊びに来てそのまま両親との連絡を絶って、「検定試験の準備をする」と言い訳して韓国で過ごしました。父はすごく反対していました。「これまで勉強したことはなんだったんだ。なにが検定試験だ」って。フィリピンに行った理由が私の勉強のためという理由もあって、両親はとても心配していたようです。

―― 家族構成を拝見しましたが、皆さん末っ子ですね。末っ子だけが集まったグループならではのことはありますか?

ナヒ:とにかく騒がしいです。常に誰かが新しいテーマを持ちだしてきて、休むことなく話続けます。特に、カヤとセラはキスもよくします。1日に12回ずつ「どうしてなの?」と思います。私は釜山(プサン)出身なこともあって、家族間で和気あいあいとした雰囲気はそこまでないです。それでも私が一番愛嬌のあるほうですが、メンバーたちは私に「石みたい」って言うんですよ。メンバーたちの話しかたや、行動の一つひとつが私にとっては愛しいです。

ハナ:私もいつも末っ子ポジションでしたが、初めてお姉さんという立場になってまだ戸惑っています。だけど、(SPIAの)妹たちはとってもかわいいです。

―― グループ、または個人として掲げるロールモデルはいますか?

ナヒ:デビュー以前から、少女時代の先輩たちのように多彩なコンセプトと立派な実力を兼ねそなえたグループを夢見ていました。なによりも、長い期間地道に活動し続ける姿がかっこいいと思います。リーダーとして「SPIAのテヨン」と呼ばれる日が来れば、本当に光栄です。

ビニ:(G)I-DLEのソヨン先輩を昔からロールモデルに掲げていました。作詞、作曲、歌、ダンスまで、圧倒的なオールラウンダーじゃないですか。実力が完璧なので、なにをやっても活躍できる人だと感じます。私も機会があればプロデュースを学んでみたいです。

カヤ:Apinkの先輩がたが好きでした。アイドルという本業だけでなく、演技やソロ活動でも活躍していらして、そのような姿を見習いたいです。

セラ:諦めたくなった時に、BLACKPINKのロゼ先輩のステージを見ながら気を引き締めました。歌を聞くとロゼ先輩だけのカラーを感じることができて、私も自分だけの色を持った歌手として活動したいです。

ハナ:日本ではTWICEの先輩たちの人気がすごく高くて、私も先輩たちを見ながらアイドルを夢見ました。SPIAも日本でそのように活躍したいです。メンバーが多いのにそれぞれ違う魅力があって、綺麗で可愛い。ファンから愛される理由がすごくわかります。

―― 今後の目標を教えてください。

ナヒ:年末のステージに立って素敵なパフォーマンスを披露したいです。

ハナ:ずっと活動を続けて、素敵な歌をリリースしながら成長したいです。ファンとも良いエネルギーを分かち合える歌手になりたいです。

ビニ:SPIAとしてさらに成長してファンと大きなステージを共にしたいです。多くの人々に癒しと幸せを伝えられるアイドルになりたいです。

セラ:音楽番組で1位をとってみたいです!

―― ファンにメッセージをお願いします。

ナヒ:私たちはまだまだ未熟です。もちろん一生懸命やっていますが……ファンの皆さんが未熟な姿まですべて愛してくれて大切にしてくれるので、大きな自信になっています。感謝の気持ちをたくさん伝えたいです。

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