M-1 オズワルドは敗者復活ならず 畠中は井上咲楽との交際いじられ「幸せ…」本音も

[ 2023年12月24日 17:13 ]

「オズワルド」の畠中悠(左)と伊藤俊介
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 漫才日本一を決める「M-1グランプリ2023」は24日、東京・西新宿の新宿住友ビル三角広場で敗者復活戦を行い、昨年まで4年連続ファイナリストの人気コンビ・オズワルドは決勝進出を逃した。

 21年は準優勝まで上り詰めた実力派の挑戦は、大舞台を前に終止符が打たれた。豪快キャプテン、エバース、ナイチンゲールダンス、鬼としみちゃむ、トム・ブラウン、スタミナパンが入ったBブロックのトリで登場。畠中悠が、伊藤俊介に愛想を尽かせて姿を消し、畠中は別人格“シマモト”として漫才を続ける不思議設定で、しっとりした笑いを誘った。勝ち抜いていたナイチンゲールダンスとのファン投票で27%―73%で敗れ去った。

 伊藤は「蛙亭」イワクラと交際中。畠中もタレント井上咲楽とのホットな交際が明らかになったばかり。プライベートの充実ぶりも結果にはつながらず、悔しさが募るイブになった。

 畠中はステージ上で、井上との交際をいじられまくった。勝ち上がったナイチンゲールダンスの中野なかるてぃんから「これで僕も芸能人と付き合えま~す!」と宣言され、「3回行かないと付き合えない」とツッコミを入れていた。さらに、司会の陣内智則からも「今、幸せですか?」と、微妙なタイミングで問われ、思わず「幸せ…」とポツリ。伊藤は陣内に「聞き方、違くないですか?」と、さらに畠中にも「お前も幸せじゃないよ!」と一刀両断していた。

 準決勝では自信のネタを引っさげて臨んだが突破できず、敗者復活戦に回っていた。畠中はラジオ番組で「やることはやったと思うんだけど、しょうがないよね。俺らよりウケている人はいっぱいいたし」と、納得の負けだったことを告白。仕切り直しで迎えたラストチャンスだった。

 敗者復活戦のシステム変更が、思わぬ流れ弾となった。会場のファンによる国民投票後、芸人審査員による2段階方式になり、ファンの“民意”が直接、結果につながらなくなった。昨年はオズワルドが圧倒的票数で敗者復活を勝ち抜けながら、決勝では7位。そのため、人気先行のオズワルドの影響でシステムが変更になった、といった心ない声がSNSに上がった。畠中は「我々、人気はないんです」と釈明。伊藤も「さすがに傷付く。しかも1年前のことじゃんか?」と傷心ぶりを明かした。実力を証明する絶好の舞台だったが、無念の敗退となった。

 敗者復活戦の出場組数は21組。7組ずつ3ブロックに分かれてネタを披露した。ランダムで選ばれた500人によるファン投票が行われ、各ブロックの最初の対決の勝者が、次の登場組と票数を争い、上位が勝ち残っていくサバイバル方式。選ばれた上位1組を、最後に芸人審査員が投票する2段階評価方式で、決勝最後の10組目に滑り込むコンビを決めた。MCは陣内智則、西野七瀬。芸人審査員は石田明(NON STYLE)柴田英嗣(アンタッチャブル)野田クリスタル(マヂカルラブリー)山内健司(かまいたち)渡辺(錦鯉)が務めた。

 出場コンビは、Aブロックがヘンダーソン、ママタルト、ぎょうぶ、ロングコートダディ、華山、20世紀、ニッポンの社長、Bブロックがオズワルド、豪快キャプテン、エバース、ナイチンゲールダンス、鬼としみちゃむ、トム・ブラウン、スタミナパン、Cブロックがフースーヤ、バッテリィズ、シシガシラ、ななまがり、きしたかの、ダイタク、ドーナツ・ピーナツ。

 番組はテレビ朝日系で生中継された。決勝は午後6時30分から同局系で生中継される。

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