もんたよしのりさん急死 大動脈解離とは 石原裕次郎さん、加藤茶らも発症

[ 2023年10月23日 04:10 ]

シンガーソングライターのもんたよしのりさん
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 大動脈解離とは、大動脈の内壁に亀裂が入り裂ける病気。本来流れていない場所に血液が入り込み、胸や背中に激しい痛みが走る。大動脈剥離とも呼ばれ、循環器疾患による突然死としては心筋梗塞に次いで多いとされる。解離が起きて2週間以内の時期を「急性大動脈解離」と呼ぶ。放置すると死に至ることもある非常に危険な病気だ。原因の多くは高血圧によって動脈の壁が劣化することといわれている。突然発症する場合が多い。

 石原裕次郎さんは1981年に46歳で発症。生存率3%という手術の末に生還した。タレントの加藤茶(80)も06年に63歳で発症し、大手術で奇跡的に一命を取り留めたことが話題になった。

 最近では21年、人気漫画「ベルセルク」の作者三浦建太郎さんが54歳で急性大動脈解離で死去。落語家でタレントの笑福亭笑瓶さんは15年12月に千葉県のゴルフ場で大動脈解離で倒れ、緊急搬送された。この時は一命を取り留めたが、今年2月に急性大動脈解離のため66歳で死去した。

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