ジャニーズ問題 鈴木哲夫氏は政府の鈍い動きに苦言「法改正をしなきゃという議論…進んでいない」

[ 2023年10月6日 15:40 ]

東京・赤坂のTBS
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 ジャーナリストの鈴木哲夫氏がが6日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、故ジャニー喜多川元社長による性加害をめぐり、今後の課題や注目点についてコメントした。

 番組では、「救済・補償の具体的方策」「東山社長・井ノ原副社長の経営手腕」「所属タレントの未来」「広告契約や出演番組」を課題として列挙した。

 鈴木氏は「僕は3つあると思う」と、自身が考える注目点を挙げた。まずはファンと所属タレントの関係。「そもそもファンと所属タレント、アーティストの信頼関係とか、厚い関係はそのままでいい。何の非難をされることではないと思う」と、両者の変わらぬ結束力を称賛した。その上で「それ以外にジャニーズ事務所として補償とかをしっかりやらないといけない」と指摘した。

 少なくとも数百人が被害を受けたとされる今回の問題。鈴木氏は政府の動きについても触れた。「2つ目は政治で、今回これをもとに法改正をしなきゃいけないんじゃないかという議論があったんですけど、これが進んでいないんです」と問題視し、「政治がもう少しやらないといけないことがあると思う」と述べた。

 メディアが果たすべき役割にも触れた。「3つ目はメディアだと思う。この問題とどう向き合ってきたか。テレビ局が自主的に総括しようとしていますけど、僕はもう少し、第三者みたいな形で、テレビも本音と反省を全部出していいんじゃないか。どう向き合ってきたか、メディアの総括ですよね」と提案。「この3つが全部できて、初めて前に進むと思うので、それをやり続けなければいけないと思う」と訴えていた。

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