お見送り芸人しんいちはなぜ嫌われる?バカリズムが冷静分析「ブランディングミス」「その場しのぎの毒」

[ 2023年10月6日 12:47 ]

バカリズム
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 タレントのバカリズム(47)が、5日放送のテレビ朝日「アメトーーク!」(木曜後11・15)に出演。お見送り芸人しんいちが嫌われる理由を冷静に分析した。

 この日の番組は「令和の好感度低い芸人」と題し、2021年のR-1グランプリで優勝したお見送り芸人しんいち、とろサーモン・久保田かずのぶ、コロコロチキチキペッパーズ・ナダルらが出演した。

 しんいちは嫌われる理由について「R-1グランプリ優勝で天狗になりすぎた」と自己分析。「ZAZY、吉住が優勝候補って言われてて、僕がダークホースで優勝してしまって、その勢いで僕、トロフィーを1年間持ち歩いたんですよ。どこ行っても“俺すごいだろ”って見せたくて。ここから始まりだったんです」と語った。

 すると、ゲストで出演したバカリズムは「天狗っていうよりも単純なブランディングのミスだと思いますけどね」と冷静に分析。「しんいちさんは爽やかな見た目で爽やかなメロディーに乗せて、ちょっと角度のある毒を吐くってのがギャップとして面白くて僕も好きだった」とした。

 その上で「優勝して平場(バラエティー番組)に出ると、全部を毒に振ってたんですよ。フリがない、ギャップもない状態で、しかもその場しのぎの毒だから角度もないし…」とバッサリ。「角度なき悪態が続くわけですよ。それで今、結局、キャラクターを確立して売れてるわけだから、俺はそれでいいと思う」と現在のキャラクターでいいのではと語った。

 そして「単純に好感度がないことをマイナスに捉えてるならブランディングミスだけど、そう気にしてないなら成功だって話です」とまとめた。

 この意見にしんいちが「バカリさん、R-1で僕に票入れたんですよ?こういうことなったのも、ちょっとバカリさん(の責任がある)…。僕を優勝させたからですよ。バカリさんの一票で」と恨み節を述べた。

 すると、バカリズムは「(票を入れたのは)面白かったから。俺は今のままでいいと思う」とし「本当は別に好感度高くなりたいと思ってないんですよ。高くなりたいってスタンスを見せることによって、かわいげを出そうとしてます」と最後まで冷静にしんいちを分析し、笑いを誘っていた。

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