「VIVANT」これも伏線だった…何気ないセリフにまさかの「重大ヒント」 視聴者衝撃「確かに!」

[ 2023年8月17日 09:20 ]

日曜劇場「VIVANT」第5話。乃木憂助の過去が徐々に明らかとなった(C)TBS
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 俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)は、13日に第5話が放送された。放送後、ドラマ公式X(旧ツイッター)が次々と物語のタネ明かしを始め、タイトルにもなっている「VIVANT」にまつわる重大な“伏線”を初告白。衝撃の真実に、視聴者からは驚く声が上がっている。

 <以下ネタバレ有り>

 主人公・乃木憂助(堺)が勤める丸菱商事で起きた、1億ドル(日本円で140億円)の誤送金から始まる壮大なストーリー。乃木は、大金を取り戻すべく向かったバルカ共和国で、無実の爆発犯とみなされ地元警察に追われる立場となったが、公安の刑事・野崎らの協力により、世界医療機構・医師の柚木薫(二階堂ふみ)とともに、第3話で命からがら無事に日本に帰国。誤送金した140億円は、乃木が社内の誰かから罪をなすりつけられたものだといい、野崎は謎のテロ組織「テント」か、または「VIVANT」の正体と仮付けされている自衛隊の影の諜報部隊「別班」のメンバーではないかと推測。公安のサイバー対策課の“ホワイトハッカー”東条翔太(濱田岳)の力を借りて、乃木を犯人に仕立て上げるために動いた人物が、社内の財務部・太田梨歩(飯沼愛)と判明した。

 第4話では、この太田の正体が、実は超一流ハッカー「blue@walker」だと判明。だが、この誤送金事件は、太田が何者かの指示で動かされていたものだった。太田に指示を出していたのは、乃木が「唯一信頼できる社内の人間」と話していた丸菱商事の同期・山本巧(迫田孝也)。山本は実は、テロ組織「テント」のモニターだったのだ。さらに初登場した松坂桃李が「別班」の一員・黒須駿役と判明し、黒須は乃木を「先輩」と呼んだことから、乃木が実は「別班」のメンバーだと判明。登場人物たちの“第2の顔”が続々と明かされた。

 そして第5話で乃木は、謎の組織「テント」の幹部で、誤送金の振込先だったアリ(山中崇)を拘束した乃木。アリの供述から、「テント」のテロ行為の最終標的地を日本としていること、テントのリーダーが「ノゴーン・ベキ」という名で、乃木の父ということが判明した。

 第5話で、これまで謎に包まれていた登場人物たちの背景が次々と明かされ、視聴者からは驚く声が続々とSNSに書き込まれた。また、ネットで盛り上がりを見せている“考察班”は、これまでの考察とストーリーが重なる部分も多々あり「考察スゲー」と、話題となっていた。

 そんな中、ドラマ公式Xは「5話は1話からの種明かしが満載」と書き出し「ここでSNSだけの補足」と、これまでの“伏線回収”を続々と投稿した。

 16日には、初回で初めて「VIVANT」という言葉が登場したシーンを回顧。野崎や薫がこの言葉の意味を考える中、乃木は「ヴィパンじゃなくて、ヴィヴァンじゃないですか?」と、自分なりの解釈を伝える。

 実はこのセリフ、乃木が「VIVANT=別班」という解釈となるのを少しでも遠ざけようと、わざと「ヴィ“パン”」ではなく「ヴィ“ヴァン”」だと言っているというのだ。このセリフについて、ドラマ公式は「“べっぱん”から少しでも遠ざけようとしています」と説明。「野崎は辿り着きましたが自分で別班と伝えた訳ではありません」としている。

 何気ない一つのセリフの中に込められていた伏線。視聴者からは「乃木のヴィヴァンの発音、1話から気になるくらいめちゃくちゃよかったですもんね!先の先を読む野崎のさらに先を読む乃木!さすがです…」「なるほど。色々ヒントは散りばめられてますね」「新庄さんが、各国の言葉でVIVANTを調べたけど、ヒットしなかったって場面でも乃木さんは一緒ホッとした表情してます!!」「やけに乃木の言い方が気になってたんですけど…そういう意図があったんですね めちゃくちゃ作り込まれてるすごいドラマですね」「遠ざけてたんだ….!!!乃木さん、恐ろしい子」「あとから説明されるとなるほどと思える」「思ってましたー!そうじゃないかなぁと!」「確かに強調してたかも!」と、驚く声が続々と寄せられた。

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