ギャロップ・林 解散危機は「1回ありました」コンビ仲の悪化で「賞レースで今年アカンかったら…」

[ 2023年6月20日 17:55 ]

「THE SECOND~漫才トーナメント~」で優勝し笑顔でガッツポーズをするギャロップの林健(左)と毛利大亮
Photo By スポニチ

 結成16年目以上の漫才コンビを対象とした賞レース「THE SECOND」の初代王者に輝いたギャロップが、18日放送のMBSラジオ「ヤングタウン日曜日」(日曜後10・00)にゲスト出演。解散危機があったことを明かした。

 ギャロップは2008年に「ABCお笑い新人グランプリ」の最優秀新人賞、翌09年には「NHK上方漫才コンテスト」の最優秀賞を受賞するなど、数々の漫才コンテストで受賞していることもあり、笑福亭鶴瓶から「だいぶ、(賞)とってんで?」となぜ、これまでブレークしなかったのかと疑問を投げかけられた。

 この質問に林健は「2008年、2009年に賞を獲ったら、10年11年にはもうテレビ出て、なんなら12年13年には東京行ってもおかしくないところを、こんだけ時間がかかって…」と苦笑い。

 鶴瓶がさらに「それは何でやねん?」とツッコミを入れて質問すると、林は「何やねん?ってなったら悪いことしか出てこないですね。上手にロケもできてなかった。ロケは嫌いじゃないけど、なんかしんどかったんです。コンビ仲が上手いこといってない中でロケって(拘束時間)長いじゃないですか。どんどんしんどくなっていったんじゃないかな」と振り返った。

 そして、解散危機についても「1回ありました」と告白。「(危機は)何回かありましたけど、はっきり言ったのは1回。僕からですね」と解散話を具体的にしたこともあったと明かした。

 その当時を振り返り「今(解散)しようというよりも、“賞レースで今年アカンかったら解散しよ”って。2015年あたりに言ってますね」と回想。11年から14年まで行われていた「THE MANZAI」で予選を勝ち抜けず50組の認定漫才師に一度も選ばれなかったという。

 林は「本戦に出られるんが12組ぐらいで、そこに行けないのはまぁまぁ(分かる)。でも50組って。僕らのキャリアやと行けて当たり前。こんだけ賞獲ってたら。それがもう4年のうち3年連続50組に入れなかったんです」と語り「志がめっちゃ低いから恥ずかしいですけど、4年目に“50組に残れなかったら解散しよ”って」と解散を切り出したという。「そんなこと言ったらまず行けるやろって思って言ったんですよ。けど、僕がそれを言ったせいで本番緊張しすぎて、この漫才が最後になるかもって緊張し過ぎて、めっちゃ悪い方に転がって、そんなパターンもあんねやって…」と解散を意識したあまり、4年目も予選で大コケしたと苦笑いした。

 相方の毛利も「最後の漫才で泣きそうなった。“これで終わるんや”って」と当時を笑いながら振り返ると、林は「初動からスベった」と始まりからまったくウケなかったと懐かしんでいた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年6月20日のニュース