「らんまん」15歳・寺田心 夢の朝ドラ初出演に感慨「胸いっぱい」撮影初日が誕生日 遍路宿の息子役

[ 2023年6月20日 12:01 ]

NHK連続テレビ小説「らんまん」に出演することが決まった寺田心。高知の遍路宿の息子役に扮し、朝ドラ初出演
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の新キャスト5人が20日、番組公式ツイッターで発表され、俳優の寺田心(15)の出演が決定。朝ドラ初出演を果たすことが明らかになった。寺田は「おばあちゃん子だった僕が幼少の頃から祖母と一緒に見ていた朝ドラ。それはいつしか出演することが僕の夢の一つになっていました。出演が決まった時はとてもうれしかったです」と夢が叶った喜びを明かした。

 2011年、3歳から芸能活動を開始、子役として大活躍してきた寺田。今回は、高知の遍路宿「角屋」の息子・山元虎鉄(やまもと・こてつ)役。植物採集に訪れた主人公・万太郎(神木隆之介)と出会う。

 「おばあちゃん子だった僕が幼少の頃から祖母と一緒に見ていた朝ドラ。それはいつしか出演することが僕の夢の一つになっていました。出演が決まった時はとてもうれしかったです。台本に僕の名前をみつけて、憧れの神木さんとまたお芝居ができること、初めての土佐弁、胸がいっぱいになりました」と感無量。「撮影当日が偶然にも僕の誕生日(6月10日)と重なり、思い出に残る日となりました」と自身のクランクイン初日を振り返った。神木とは、自身の主演映画「妖怪大戦争 ガーディアンズ」(21年8月公開)で共演している。

 役柄については「虎鉄は遍路宿の息子です。お遍路さんを通して、人と触れ合い、豊かな自然により虎鉄もまた天真爛漫な子ではないのかなと思いました」と解釈。「そんな虎鉄の育った高知に思いを馳せ、山元虎鉄に近づけるように大切に演じたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします」と意気込んでいる。

 女優の中田青渚が田邊教授(要潤)の若妻・田邊聡子(たなべ・さとこ)役、俳優の落合モトキが伝説の本草学者・伊藤圭介の孫・伊藤孝光(いとう・たかみつ)役、俳優の橋本さとしが初代文部大臣・森有礼(もり・ありのり)役、俳優の皆川猿時が実業家・岩崎弥太郎の弟・岩崎弥之助(いわさき・やのすけ)役を演じる。

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

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