永山絢斗容疑者逮捕 大麻の悪影響とは?元刑事が解説「一番は運動障害。いいことは何もありません」

[ 2023年6月16日 16:24 ]

永山絢斗
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 元神奈川県警刑事で犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が16日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、大麻取締法違反(所持)の疑いで俳優の永山絢斗容疑者(34)が逮捕された事件を受けて大麻の危険性について解説した。

 捜査関係者によると永山容疑者は、東京都目黒区のマンションで大麻を所持したとして、大麻取締法違反の疑いで逮捕された。15日夜、マンションには警視庁の捜査員が家宅捜索に入り、永山容疑者から事情を聴き、逮捕は16日午前0時すぎだった。また警視庁は情報提供を受け、永山容疑者を約5カ月間、内偵をしていた。

 永山容疑者の逮捕を受け、番組では若者と大麻をめぐる現状を伝えた。警察庁が発表した資料によると、若者による大麻事犯の検挙数は急増。20~29歳では昨年、10万人当たり22・6人が検挙されており、2018年の12・2人と比べてほぼ倍増している。大麻が合法化されている国もあってか、ネットでは他の薬物より安全、依存性がなくいつでもやめられるという情報が流れている。小川氏も「全然、大麻は安全ではありません。大麻によるいろんな障害が出てきているのは事実」と、警鐘を鳴らした。

 昨年、大麻が合法化された国の警察当局を今年1月に取材したという小川氏は、「どういう現象が起きているかと言いますと、一番大きいのが運動障害です」と話した。「運転をしていて、瞬時に反応ができない」といい、その国では大麻使用者によるバイク事故が多発しているとした。また「学習能力障害といって、記憶が薄れたり。知覚障害というのは、時間の感覚がルーズになって、自分で何時間くらいたってるだろうなという感覚が乱れたり。もちろん精神障害もあるということで、いいことは何もありません。依存していくと大変なことになると思います」とも訴えた。

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