「らんまん」高藤妻・弥江が笑った→夫に痛烈一撃!ネット喝采「高貴」寿恵子&クララ先生も「よく言った」

[ 2023年6月16日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」第55話。高藤(伊礼彼方)は寿恵子(浜辺美波・左から2人目)に「あなたは生まれ変わる」。その時、高藤の妻・弥江(梅舟惟永・左から4人目)は…(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は16日、第55話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第55話は、いち早く万太郎(神木隆之介)の釣書を持っていきたい大畑(奥田瑛二)だが、仏滅は縁起が悪いとイチ(鶴田真由)に止められ、翌日、大安の早朝に白梅堂へと向かう。この日は、舞踏練習会の発足式。高藤家でダンスを披露した寿恵子(浜辺美波)は高藤(伊礼彼方)の申し入れをキッパリと断り、会場を飛び出す。寿恵子が向かった先は…という展開。

 舞踏練習会の発足式。寿恵子は練習の成果を発揮し、ノーミス。華麗に舞った。

 高藤は「鹿鳴館は目的ではない。ただの手段です。我が国を認めさせ、屈辱の不平等条約を撤廃し、今度は我が国こそが他国へ出ていくのです。西洋諸国がそうしてきたように」と力強くスピーチ。

 クララ(アナンダ・ジェイコブズ)は「そのためにダンスを教えたわけじゃない。日本へ来たわけではありません」と抗議。高藤は英語で「何が違う?あなた方と同じことをするだけですよ」と食って掛かった。「日本はすぐに、一等国へと駆け上がる。この場にいる私たちこそが(寿恵子の手を取り)民草を導いていくのです」と興奮気味にまくし立てた。

 寿恵子は手を払いのけた。高藤は「恐れずとも大丈夫ですよ。身分は気にしないで。あなたは生まれ変わる」。寿恵子は言い返した。

 「どうして、生まれ変わらなくちゃいけないんですか!私のままで、なぜいけないんですか!私は菓子屋の娘です。けれど、両親を恥じたことは一度もありません。父は、西洋の乗馬方法を試して亡くなりました。けれど、父が西洋になじもうとしたのは、よその国に出ていくためではありません。分かり合うためです。私はクララ先生と出会いました。(クララに歩み寄り)クララ先生は私の人生にとって初めての先生です。熱心に教えていただきました。美しい曲も、花も。そして何より(クララの手を取り)、一番大切なこと。心のままに、生きること。先生、私、好きな人がいるんです。だから、もう行きます。一生忘れません。高藤様、失礼いたします」

 その場にいた高藤の妻・弥江(梅舟惟永)も笑み。寿恵子を引き留めようとする夫に「みっともない!(高藤に歩み寄り)男と女が対等とおっしゃるけれど、あなたはすぐそばにいる女さえ目に入っていない。この国の行く末を描くのに、女の考えは聞こうともしない。どうぞお好きなだけお仲間と踊ってらしたら。(クララに)行きましょう」

 日本を一等国へ。高藤なりの“信念”だったが…天を仰いだ。

 SNS上には「クララ先生よく言った!」「寿恵子、よく言った!」「寿恵子さんの宣言で高藤妻の顔が明るくなっていくの胸熱!」「奥様、痛烈な一撃」「奥様も誇り高いお方。素敵な笑顔だった」「弥江様ー!マジ最高!」「本妻の逆襲!いいぞー!」「寿恵子さんと高藤夫人とクララ先生の高貴さに感動して泣ける」「一気にどんでん返しされた高藤に少し同情しちゃう(笑)」などの声が続出。視聴者の喝采を呼んだ。

 高藤役の俳優・伊礼彼方も見事なヒールぶりだった。

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