【高校野球】鹿島学園が開幕戦勝利 全国約200人の“諸徳寺”が決勝打!

[ 2024年5月18日 13:34 ]

春季関東大会 1回戦   鹿島学園2―1樹徳 ( 2024年5月18日    上毛新聞敷島 )

<鹿島学園・樹徳>決勝打を放った鹿島学園・諸徳寺(撮影・村井 樹)
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 鹿島学園(茨城)が開幕戦を逆転勝ちで初戦突破。春秋通じて初めて関東大会で白星を挙げ、鈴木博識監督は「固さがあったが良かった」と汗を拭った。

 全国に約200人しかいない“諸徳寺”が試合を決めた。「5番・左翼」で出場した諸徳寺悠斗外野手(3年)は「ミスした分は必ず取り返すと思っていたので打てて良かった」と胸を張った。

 2回は飛球を捕球ミスするとその後、先制点を献上。直後の3回、1死満塁で打席に立ったのが諸徳寺だ。直前には4番が申告敬遠される屈辱も味わい「悔しかった」。外角高め直球を見事に捉えた打球が中前へ抜ける決勝の2点逆転だとなると、塁上では控えめにガッツポーズした。

 同じ性の人にはまだ会ったことがなく「すぐに覚えてくれることがいいですね」と笑顔。チーム内では「しょっくん」の愛称で呼ばれる人気者だ。

 次戦の相手は名門・帝京(東京)。勝利の立役者は「自分たちは挑戦者という気持ちを忘れずに戦いたい」と気を引き締めた。

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