ますおか・増田 サッカー代表戦の地上波で中継なしに「好きになるきっかけがなくなるよね」

[ 2023年11月23日 17:10 ]

ますだおかだ・増田英彦
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 ますだおかだの増田英彦(53)が23日、ABCラジオ「ますだおかだ増田のラジオハンター」(木曜正午)に出演。26年W杯北中米大会アジア2次予選の日本-シリア戦が地上波で中継されなかったことに言及した。

 21日に行われたこの一戦は放映権高騰の影響で日本では地上波、ネットでの中継もなし。W杯予選では異例の事態となった。日本代表の久保建英が「中継したいからといって相手の要求を全部のむわけにもいかない」と持論を展開。その上で「当たり前に地上波でやってほしい。お互いの国と国の優しさみたいなものをもっと出してくれたら、日本のみんなも試合を見ることができてハッピーだった」と語った。

 番組でこの話題を取り上げると、増田は「最近はボクシング、格闘技もサッカーも野球もそうですよね、わりと有料でCSとかアプリであったりとか、動画配信サービスで見られる機会が増えた」とお金を払って専門サイトで見る手段が増えたとした。

 ただ、「ファンはお金出して見ますよ。お金払って見るだけの価値を感じますから。ほんまにその競技が好きな人、その選手が好きな人はお金を払って見ますけど、その人を好きになるきっかけがなくなるよね」と地上波での中継がないと、コアなファン以外への競技の知名度や人気度が上がりにくいのではとした。

 続けて「すごい大会やったら、夜のスポーツニュースで流してくれるとは思いますけど、そこで見ただけだと、どんだけすごさ、感動が…ってなったら、いいところだけじゃなくて試合の中でもドキドキして負けるんじゃないかなって、それをリアルタイムで手に汗握りながら見て、初めてどんどんファンになってく。好きになってく。その過程を経験する機会が減っていくわな。好きになったらお金払うんですけどね」と語った。

 だからこそ「そうなるとファンの全体数、サッカーもW杯の試合なったら流してくれると思うけど、どんどん見る機会が減っていくってなると、競技人口の減少、ただでさえ子どもが少なくなってるからそっちの心配も出てくる」と危惧した。

 増田は「う~ん。見たいけど、お金出すぐらいやったらええかってのも結構あったりしますからね」とリアルな実情を語り「そこの境目がなかなか難しいところですよね」と率直な感想を口にした。

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