鈴木おさむ氏 来年3月末の引退後にまずやりたいこと「凄い難しそうだからやってみたい」

[ 2023年11月12日 15:07 ]

放送作家の鈴木おさむ氏
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 放送作家の鈴木おさむ氏(51)が12日放送のTOKYO FM「いいこと、聴いた」(日曜後1・00)にゲスト出演。来年3月31日をもって放送作家・脚本家としての仕事を廃業することの決断の裏にある思いを明かした。

 鈴木氏はちょうど1カ月前の10月12日に来年3月末での放送作家・脚本家の引退を表明。大きな衝撃を与えたが、パーソナリティーの秋元康氏は「俺はいつかおさむは言うなと思ってたね」と理解を示した。

 そんな中、「人の年齢をよく見ているんです」と鈴木氏。「秋元さんは47歳の時にAKB48を作られているんですよ。AKBってブレークするまで2~3年、秋元さんがブレークしたAKBをコントロールし出すのは50歳ぐらい。ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)も糸井(重里)さんが始めたのが50歳。僕が敬愛している伊丹十三先生が映画の監督を始めたのが51歳」と例を挙げ、「“50歳をどう生きるか!”っていうのがずっと自分のテーマだったんですよ。40代になってからずっと50代のことばっかり考えていて」と明かした。

 「みんな面白い。松本人志さんは50歳になられてお子さん生まれて、今まで自分のことで全部考えていたことで視界だったり、人にやることを任せたり、50代って面白いなって思っていて。(今の仕事を辞めるということが)“50代をどう生きるか!”ってずっと考えていた中での1個、自分の答えですかね」とした。

 とはいえ、「リタイアするとか、引退するとか、そんな…感じでは(ない)。引退なんですけど、ゆっくり過ごしたいかっていってもそうでもなくて」と鈴木氏。秋元氏が「おさむの生活は変わらない気がする。仕事はしていないが、おさむを慕う芸人たちは“おさむさん、食事行きましょう!”とかになるわけでしょ?」と聞くと、鈴木氏は「ご飯は食べますし、やりたいことはあって。若手の応援って言ってるんですけど、やりたいことはあるけど、まったく想像はつかないですし、秋元さんも最近、ここ数年、脚本やられるけど、苦しいじゃないですか、脚本って。それがなくなったことが想像はできないんですけど、その空いたところに何か埋まるんじゃないかっていう期待値はあります」と話した。

 引退後にまずやりたいことは?との質問には「まずは寝ます。寝て、家庭菜園をする。そういうことをやりながら、結局、エンタメを見て、本を読み、ってことが始まるんだろうなと思う」と笑った鈴木氏。そのうえで「ちょっと子どもの勉強をちゃんと教えたい。ずっとやってこなかったので。まったく自由にさせていたので、自分が時間があったらやりたいなと思っていたのが、今は小2なんですけど、時間をかけて、勉強をちゃんと苦手じゃない感じで教えることができないかなっていうことにめっちゃ興味があって。どう教えたら嫌いにならないかなってことには凄い難しそうだからやってみたい」と明かした。

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