安住紳一郎アナ 明大ラグビー“北島イズム”を熱弁「後輩の皆さん…とにかく前へ、ひたすら前へ」

[ 2023年11月12日 13:15 ]

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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 TBSの安住紳一郎アナウンサー(50)が12日、パーソナリティーを務める同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に出演。明大ラグビーの故北島忠治監督の“前へ”について熱く語った。

 男子トイレの「もう一歩前に」という注意書きに励まされるというリスナーのメールを紹介する中で、安住アナは「おすすめは、東京・神田の駿河台に明治大学という大学がありますけども、一部男子トイレには、ラグビー部の北島忠治監督の時代の“前へ”というのが小便器の所に書かれていますから、あれを見るともっと燃えてくるんじゃないですか」と母校・明大ラグビー部の北島氏について語り始めた。

 「明治大学ラグビー部、昭和4年から67年間、監督をした北島忠治監督の北島イズムといって、ラグビーに詳しい方は皆さん知っていると思いますけれども、戦争中はグラウンドにイモを植えて復員してくる学生を一人待っていたという伝説の監督です」と紹介し、「新宿の自宅を売り、八幡山のラグビーグラウンドを開墾したんじゃないかな、たしか。そんな伝説も伝わっていますけれども、ラグビーに限らず社会すべてはかわそうなんて思うな、足をすくわれる。とにかく前へ。ためらわず前へ。“前へ”っていうのが北島ラグビーの神髄」と熱のこもった口調で話した。

 さらに「明治大学のポスターには、その北島監督の“前へ”というのが非常にたくさん使われていますよね。そういうこともあって、ここ(トイレ)にも使うっていうね。北島御大はここに使われることを意図してたかなっていうね、小便器の所に“前へ”って。北島先生は、男子学生のトイレまで面倒みてんのみたいな感じだけど、とにかく前へ、ひたすら前へって。亡くなった時の最期の一言が“明治、前へ”だったというね」と強調。

 そして、「やっぱりね、そうなんですよ。私もそこの学校の出身なんですけど、OBとしては本当に前に行くしかありませんという、OBからの率直な一言も後輩の皆さんに申し伝えたいと思います。横になんて展開できるポジションにありませんよ、行くしかねえだろって。ホントですよ」と話した。

 アシスタントの中澤有美子が「すごくいいと思う。(後輩は)今、励まされていると思う」と言うと、「うーん、そういうことですよ。前に進むしかないんだよってことですよね。社会の香車となれってことですね。金とか銀とかみたいな感じのところには置かれないよ」とし、「吠(ほ)え散らかしていますね」と自身の“熱弁”を振り返っていた。

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