【竜王戦第3局】1日目午後の戦いへ「伊藤の攻め、藤井竜王の受け」 伊藤七段が攻めの態勢を着々

[ 2023年10月25日 15:23 ]

竜王戦第3局に臨む藤井聡太竜王(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太竜王(21)=王将、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖含む8冠=が同学年の伊藤匠七段(21)を挑戦者に迎える第36期竜王戦7番勝負第3局は25日午前9時、北九州市の旧安川邸で1日目が始まり、戦型は先手伊藤の相掛かりになった。対戦成績はここまで藤井の2勝0敗。

 午後のおやつが提供される3時時点で39手進み、お互いにどう攻めの態勢を構築するかでじっくりした戦いになっている。とりわけ先手番で、ぜひキープしたい伊藤はその39手目、46分考えて右銀で藤井の3筋の歩を取って5段目へ進出させた。

 一般的に攻めの銀を5段目まで進められれば成功とされ、今後棒銀として活用して2筋の突破を図る順も見えている。「伊藤の攻め、藤井の受け」。この構図で3時以降の戦いがどう展開されるかが見所になる。

 午後のおやつは藤井がネジメカ&コク旨チーズセットと一枝アイスティー、伊藤は「武蔵(和)と小次郎(洋)スイーツの戦い」と北九州和製コーヒー。

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