岩田明子氏 所得減税4万円案に「増税イメージの払しょくが狙い。最終的には法案が通るのでは」

[ 2023年10月25日 09:25 ]

フジテレビ社屋
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 ジャーナリストで千葉大客員教授の岩田明子氏が25日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)で、政府が検討する税収増の還元策として、所得税などを1人当たり年4万円減税し、低所得や高齢の非課税世帯に7万円を給付する案が浮上していることについてコメントした。

 減税は法改正が必要なため、国民が納税額の減少を実感できるのは来年夏頃で、現金給付は年度内に開始する見通し。岸田文雄首相は24日の衆院本会議の代表質問で、経済対策に関し「所得税減税を含め、早急に検討を進める」と強調した。

 減税期間は今後詰めるが、首相はテレビ番組で「来年には物価高に負けない賃上げを実現したい。それまでの間、支えるための還元を考えていきたい」と述べ、1年になる可能性を示唆。政府は法案を年明けの通常国会に提出する方針だが、成立した場合でも企業のシステム対応などに時間を要するため、減税の実施は来年夏頃になるとみられる。一方、給付措置は住民税の非課税世帯が対象となる見通し。11月下旬の補正予算の成立後、地方自治体を通じて配る。

 岩田氏は「増税イメージを払しょくしたいという狙い。最終的にはこれで落ち着くというか法案が通るのではと思いますけれども、紆余曲折はあると思う」とコメントした。

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