仲邑菫女流棋聖 日本初の韓国移籍 世界目指す14歳“メジャー移籍”で飛躍の一手

[ 2023年9月12日 04:40 ]

今年2月、囲碁の26期ドコモ杯女流棋聖戦を制した仲邑菫新女流棋聖
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 囲碁の最年少タイトル保持者で日本棋院所属の仲邑菫女流棋聖(14)が世界王者を多く輩出している韓国への移籍手続きを進めていることが11日、分かった。仲邑は7月31日に日本棋院へ移籍希望届を提出、8月8日の日本棋院常務理事会で承認された。韓国棋院での承認は年明けには決まる見込み。承認されれば、来年3月から活動の拠点を韓国に移す。日本棋院によると、同棋院所属の日本人棋士が海外へ移籍するのは初めてという。

 日本棋院の小林覚理事長も「より高いレベルで囲碁の技量を高めたいという気持ちは当然。チャレンジを積極的に応援したい」と韓国棋院と交渉を進め「囲碁界の大谷翔平」を目指す海外移籍プランを後押しする。

 世界の囲碁界は韓中の2強時代。韓国では囲碁がピアノ、英語とともに小学生の習い事トップ3に入るほど盛ん。崔精ら新旧の女流世界最強棋士もいる。仲邑自身、小学生の時、家族と韓国に渡り、部屋を借りて本格的に韓国囲碁を学んだ経験がある。

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2023年9月12日のニュース