永瀬拓矢王座 先手勝率・736 勝てば5連覇&名誉王座資格獲得に王手、王座戦5番勝負第2局

[ 2023年9月12日 04:50 ]

検分中の永瀬王座(右)と藤井王将(左)(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太王将(21)=竜王、名人、王位、叡王、棋王、棋聖含む7冠=はきょう12日、神戸市「ホテルオークラ神戸」で永瀬拓矢王座(31)と第71期王座戦5番勝負第2局に臨む。11日は対局場検分が行われたが、両者の取材対応はなかった。

 勝てば5連覇と名誉王座資格獲得に王手がかかる永瀬は、先手番で第2局を迎える。通算成績480勝205敗(未放映対局を除く。以下同様)で勝率・701を誇る永瀬は先手になると248勝89敗で、勝率は・736に上昇。タイトル戦17シリーズ全勝の藤井に「風穴」を開ける好機は確実に訪れている。

 注目されるのは戦型だ。先手番では布陣の選択権を握りやすい。角換わりとなる確率が高い直近の両者だが、2年前の竜王戦挑戦者決定3番勝負第1局では先手の永瀬が三間飛車を披露し話題を呼んだ。31歳になって迎える初の王座戦ではどんな戦いを見せるのだろうか。

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