TBS「世界陸上」中継開始 織田裕二の後任・石井アナは「思いが高まりすぎて…」動く総合司会に

[ 2023年8月19日 15:25 ]

スポニチアネックスの取材に応じ、世界陸上について熱く語ったTBS石井大裕アナウンサー
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 陸上の世界選手権が19日、ハンガリー・ブダペストで開幕した。TBSによる中継「世界陸上ブダペスト」が午後3時からスタート。昨年開催された米オレゴン大会でメインキャスターを卒業した俳優織田裕二(55)の“後任”となった同局の石井大裕アナウンサー(38)が早速、現地からのリポートを届けた。

 石井アナは江藤愛アナウンサー(37)とともに総合司会として、織田&中井美穂コンビを引き継いだ。江藤アナが進行を務める中で、男子20キロ競歩がスタートする現場からマイクを持った石井アナ。

 「20キロ競歩の会場に来ています。私、思いが高まりすぎて、スタジオを飛び出しました。世界遺産の一部の土地で非常に美しい街並みです。日本のメダルが見られるかもしれません。楽しんでいただきたい」と笑顔でリポートした。

 石井アナは2015年北京大会から昨年のオレゴン大会まで4大会連続でフィールドキャスターからの転身。片桐正博プロデューサーは「石井アナの強みは取材力。外国選手にも一歩踏み込んだ取材ができる」と説明。「新しい形の総合司会があっていいと思っている。ずっとスタジオにいてもらおうとは思っていない。一番熱いところに石井アナがいるという形を作りたい」と石井アナが“動く総合司会”になることをスポニチアネックスの取材に明かしていた。

 昨年のWBCのリポートでは綿密な取材から「細かすぎるネタ」と話題になり、お茶の間の好奇心に応えてきた石井アナ。豊富な知識と語学力、エネルギッシュなキャラクターで世界的アスリートからの信頼が厚く、世界陸上では、ウサイン・ボルト氏らトップ選手がフィールドで石井アナを見かけると、近寄ってきて自らコメント。その取材力は世界のテレビ関係者からも一目置かれてきた。

 片桐プロデューサーは「スタジオでプレゼンしたり、江藤アナ、高橋尚子さんとトークしたり、ミックスゾーンで金メダルを獲った選手にインタビューすることもあれば、時にはウォーミングアップエリアからリポートすることもある」と石井アナの登場の仕方を語り「良さを出していきたい」としている。

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